deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『MSよもやま話 百式 編』の事。

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百式。M・ナガノ博士が『百年使えるようにと願いを込めて作成したMS』。笑

 

百式は『グリプス戦役』『第一次ネオ・ジオン抗争』と、
MSが恐竜的進化を遂げた時代に常に最前線で戦ったMSである。

 

もっとも「第一次ネオ・ジオン抗争」時、ネル・アーガマに配備された「百式」は、
扱いやすい様にデチューンされたようである。



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グリプス戦役』時、アーガマに配備されクワトロ・バジーナ大尉専用として、
大尉の好みであるカリカリのピーキーチューンされた「百式」こそが、
百式」であると、大方のUC軍事評論家達は記述しており、
筆者も、それには同感である。



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百式の一番の特徴として、その眩い金色の機体色があげられる。
耐ビーム用コーティングがされている為だが、
その肝心の耐ビームコーティングが、、
実戦で、どれ程、効果があったかは実は分かっていない。

 

原因はクワトロ大尉が実戦にて、ほとんど被弾していない為である。笑
いかにも『当たらなければ、どうという事はない』が口癖の彼らしい逸話である。

 

全くの余談だが、この耐ビームコーティングは、その後も研究され続け、
その開発は、なんと「アナハイム・エレクトロニクス」から「サナリィ」に移り、
後に「クロスボーン・ガンダム」の
ABC(アンチ・ビーム・コーティング)マントとなる。

 

 

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アーガマのMSメカニックチーフであったアストナージ氏は、
グリプス戦役回顧録』にて当時を語った。

 

『訓練中一度だけ、カミーユが「百式」に乗ったことがあるんだよ。
 クワトロ大尉がブライト艦長と食事中にね。
 で、エマ中尉のマークⅡと模擬戦をしたんだが、
 ものの5分たらずで、マークⅡに撃墜されてね。笑
 「このMS過敏すぎるよ!!おかしいよ!!絶対」って、
 カミーユは散々文句を言ってたな。
 模擬戦後、クワトロ大尉に「他人の趣味をどうこう言うのは感心せんな。」
 ってボソって言われて、更に凹んでたなカミーユの奴。笑』

 

『でもね。実はクワトロ大尉も、Zガンダムに一度乗ってるんだよ。
 カミーユが寝てる時にね。
 ただ10分程、色々な機動をして、直ぐアーガマに帰艦して一言
 「このMSの動きは美しくない」だとさ!笑』

 

レジェンド級のMSパイロットともなれば、
『一種のアーティスト』と筆者は考えている。

 

・突っ込み速度最優先のフルブレーキング型。
スローインファーストアウトの脱出速度優先型
・マシンとの一体感重視のコーナリング速度優先型。

 

まぁ上記の例えは、遥か古のGPライダーの特性を表したものだが、

 

命のやり取りをするMSパイロットともなれば、
更に己の特性に合わせたチューニングのMSを欲するので、
他人のMSを操縦すると違和感が我慢出来ないのであろう。



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また、クワトロ・バジーナは、
幼少期まだ「キャスバル・レム・ダイクン」と呼ばれていた頃、
過去、地球に存在していた「日本」という国家の歴史に強く興味を持ち、
愛読書は花の慶次 -雲のかなたに-』著者:原哲夫であり、
『傾奇者』に憧れていたという。

 

 

 

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