deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『MSよもやま話 グフ編』の事。

 
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MS-07Bグフ。
ジオン軍が開発した新機軸兵器モビルスーツ「ザク」の
バージョンアップ版である。
 
実際の所、数値的には、出力、俊敏性、装甲などが、
グフはザクの約25%アップであり、
たとえ、連邦軍がザクに対抗してMSを開発・実戦投入したとしても、
ジオン軍MS開発陣は、グフがあれば優位性は保たれると考えていた。
 
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ザクとは違うのだよ、ザクとは。』
 
グフの開発にも携わっていたジオン軍歴戦の兵士
蒼い巨星ランバ・ラル大尉のこの言葉は、あまりにも有名である。
 
しかし、ジオン軍MS開発陣の考えは、
連邦軍MS『ガンダム』の出現によって、簡単に覆り、
更なる高性能MS『ドム』『ゲルググ』の開発を急ぐのであった。
 
 
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グフは、ザクと比較してピーキーな操作性であり、
パイロットを選ぶMSであった。
しかし、そんな操作性をモノとも思わない一部のジオン軍ベテランパイロットは、
ヒートロッドやハンドガトリングガン等、多彩な武器を駆使し、
一年戦争終戦まで(なかには終戦後も)グフに搭乗し続けたのである。
 
 
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一年戦争終戦までに、ザクは、10,000機以上(諸説有)生産されたが、
グフは、僅か1,200機の(諸説有)生産にとどまった。
 
やはり、ドム、ゲルググの影に隠れたMSだという事は否めない。
 
 
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しかし、だからといって『グフ』というMSの評価が、
他のMSより落ちるとは、筆者及びUC軍事評論家連は、
微塵も思っていないのである。。