deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『MSよもやま話 ガンダムMk‐Ⅱ編』の事。

 
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ガンダムMk‐Ⅱ。
ティターンズが自軍のフラッグシップMSとして開発し、
ガンダムという名を冠したMSである。
 
リニアシート、ムーバブルフレーム、Eパックビームライフル等、
それまでのMSとは一線を画すMSであったが、
ガンダムという名の割には、最新技術の塊という感は無い。
 
事実、記録上削除されてしまった「GPシリーズガンダム」のノウハウは、
ガンダムMk‐Ⅱには、一切使われていない。
ここら辺は、ティターンズアナハイムの関係性が見え隠れする所である。
 
 
 
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赤い彗星には、
『所詮はMk-IIか』と言われ・・・。
 
ガンダムMk‐Ⅱの開発主任(カミーユの父ちゃん)にすら、
リック・ディアスを見て『こいつの方がスゴイ』と言われ・・・。
 
そもそもティターンズは、ガンダムMk‐Ⅱを自軍の主力MSと捉え、
量産化を目論んで、開発していたので、
ワンメイク的な材質、技術を多用したくないというのが本音だったようである。
もっとも、ガンダムMk‐Ⅱはエゥーゴに強奪され、
ティターンズの主力MSにするなど、
言語同断となってしまったのだが。(主力MSの座は、バーザムへと・・・。)
 
 
 
 
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ガンダムMk‐Ⅱの最大の特徴は、
意外にも思えるかもしれないが、素直な操縦性であった。
 
初代ガンダムの教育型コンピューターのデータを最大活用し、
エリート集団であるティターンズがテストパイロットを務め、
(色々と初期トラブルはあったものの)
 
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更に、レジェント・パイロット「カミーユ・ビダン」が、
操縦特性に磨きをかけたのである。
 
その素直な操縦性のお陰で、
 
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女性パイロットトと共に、ガンダムMk‐Ⅱは、
グリプス戦役、第一次ネオジオン抗争を戦い抜いたのである。
この様なMSは、他にはハマーン専用MS「キュベレイ」のみである。
 
 
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更に、スーパーガンダム等、
ガンダムMk‐Ⅱをバージョンアップさせる
サポート・ウェポンの存在も見逃せない。
これら多様なサポート・ウェポンも、
ガンダムMk‐Ⅱがワンメイク的な技術を多用していないからこそ、
短期間で開発する事が可能だったという事実も見逃せない。
 
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やはり、ガンダムMk‐Ⅱは、後世に残る傑作MSだったのである。