微生物
はい。『はたらく土の虫』著者は藤井佐織博士。女性。 どマイナーな本ですが、¥2,400。年末年始に熟読。 無肥料で植物を栽培している人は、かなり参考になる書物です。 菌根菌や、根の周りでの土中微生物の行動に付いて詳細に書かれてます。 何故、植物にと…
ペットボトルなどの素材として利用されているポリエチレンテレフタレート(PET)を 分解して栄養源とする細菌を発見したと、 京都工芸繊維大や慶応大などの研究グループが発表した。 石油から作るPET製品は 生物によって分解されないとされてきた定説…
産業技術総合研究所(産総研)、日本電気(NEC)、宮崎大学、 科学技術振興機構(JST)は、 微細藻の一種である「ミドリムシ」から抽出される成分を主原料とする バイオプラスチックを開発したことを明らかにした。 植物由来成分の割合が約70%と高いが、 …
マウスにビフィズス菌を定期的に与えたら寿命が約3割延びたと、 京都大や協同乳業などのグループが17日、発表した。 菌によって腸内で増える物質が、老化を抑えた可能性があるという。 米科学誌プロスワンに同日掲載された。 これまでの動物実験で、 摂取…
藻類に「石油」を作らせる研究で、 筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。 チームは工業利用に向けて特許を申請している。 将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。 …
従来の10倍以上の生産効率で油を取り出すことができる藻の仲間を 筑波大学の研究グループが新たに発見したと発表することになり、 バイオ燃料としての実用化に弾みがつくと期待されています。 筑波大学の渡邉信教授の研究グループによりますと、 「オーラ…
森下仁丹は4日、 工場排水などからレアメタル(希少金属)を効率的に回収できるバイオカプセルを 大阪府立大と共同開発し、特許を出願したと発表した。 煩雑な工程が必要とされるレアメタルの回収がより簡単にできるという。 大阪府立大の小西康裕教授らが…
ギリシャ・クレタ島に近い地中海の海底の堆積物から、 酸素なしで生きる動物が見つかった。 一部の細菌など単細胞生物が、酸素なしで生きることは知られているが、 多細胞の動物は初めて。 イタリアとデンマークの研究チームが英オンライン生物誌BMCバイ…
たき火の跡などによく生えるコケの一種が、 金を選択的に体内に取り込むことを、 理化学研究所と非鉄金属大手「DOWAホールディングス」の研究グループが発見した。 最大で乾燥重量の約10%もの金を蓄積するという。 貴金属をわずかに含む廃液から金を…
物と植物の中間的性質を持つ単細胞生物「ミドリムシ」を、 多量の二酸化炭素を含む火力発電所の排ガスを使って培養することに バイオベンチャー企業「ユーグレナ」が成功した。 同社はミドリムシからバイオ燃料を作る技術も開発中で、 排ガスのCO2を減らした…
工場排水に含まれる金やプラチナなどの希少金属(レアメタル)を、 微生物の「呼吸」を利用して回収する方法を、小西康裕・大阪府立大教授らが開発した。 従来の方法より作業時間が短く、費用も少なくて済むという。 企業にも共同研究を呼びかけ、実用化をめ…
インド洋の深海底で採った微生物が122度の高温で増殖することを、 海洋研究開発機構のチームが確かめた。 生物の増殖が確認できた温度としては史上最高。 生命の進化の歴史や、地球外生命の存在の可能性を探る研究に役立ちそうだ。 米科学アカデミー紀要…
水没が心配される沖ノ鳥島(東京都小笠原村)に移植するため、 5万5千株の稚サンゴが22日、 1千キロ近く離れた沖縄県・慶良間諸島から帰郷の船旅に出る。 稚サンゴは、沖ノ鳥島産の親サンゴが産んだ卵を育てたもので、 作業ダイバーが5月上旬までに現…
史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。 なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれていた。 彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。 その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのをロボット…
都心のビルの中にあるサンシャイン国際水族館(東京都豊島区)で、 沖縄生まれのサンゴの株が育てられている。 うまく増殖できれば来年以降、株分けをし、地元漁協などと協力して元の海にかえす計画だ。 飼育中のサンゴは約35種類。 このうちミドリイシサ…
海洋国家ニッポンが誇る沖縄のサンゴが弱っている。 98年の異常な海水温上昇でサンゴは色を失い白化した。 その沖縄の海で、サンゴを再生するプロジェクトが進んでいる。 石垣島と西表島の間に日本最大のサンゴ礁「石西礁湖」 (東西約20キロ、南北約1…
低温高圧の海底に存在し、「燃える氷」と言われる次世代のエネルギー資源 「メタンハイドレート」にかかわるとみられる未知の微生物を、 海洋研究開発機構・極限環境生物圏研究センターの稲垣史生サブリーダーを中心とする 国際チームが世界で初めて確認した…
体長の10分の1にも及ぶ「大きな口」をあけて物質をのみ込む特殊な細菌の遺伝子を、 ダイオキシンを分解する能力がある別の細菌に組み込んでその力を倍増させることに、 京都大大学院農学研究科の村田幸作教授(応用微生物学)らのグループが成功した。 1…
サカタのタネと兵庫県立農林水産技術総合センターは、 微生物を生きたまま種子にコーティングし保存可能にする技術の開発に 世界で初めて成功、特許を申請した。 この技術は、農林水産省が推進する産官連携による先端技術を活用した 農林水産研究高度化事業…
謎の微生物ハテナ:筑波大の研究グループ、砂浜で発見 同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、 残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を、筑波大の研究グループが発見した。 このような生物の発見報告はなく、研究グループは「謎の…
水と二酸化炭素から軽油を作り出す微生物が国内の温泉から見つかった。 発見したのは新日本製鉄、大成建設、キリンビールなど23社が出資する 海洋バイオテクノロジー研究所(岩手県釜石市、沢田靖士社長)。 重油を作る微生物は見つかっているが、軽油を作り…