都心のビルの中にあるサンシャイン国際水族館(東京都豊島区)で、 沖縄生まれのサンゴの株が育てられている。 うまく増殖できれば来年以降、株分けをし、地元漁協などと協力して元の海にかえす計画だ。 飼育中のサンゴは約35種類。 このうちミドリイシサンゴなど大きさ約5~15センチの23株は、沖縄の漁協が許可を得た上で、 地元・恩納村の海で特別に採取した。 同館はこれまで、展示用サンゴはインドネシアから輸入していたが、 世界的にサンゴ礁の減少が問題になっており、水槽での増殖を目指すことにした。 もとはイルカを飼っていた100トンの大型水槽を使い、4月からこれらのサンゴを展示している。 都会の中の水族館だが、飼育環境は自然に近づけることを目指した。 水槽の底に砂を26トンも敷き、微生物を育てて水を浄化。 ポンプ4台で水流をつくり、サンゴの表面をきれいに保つ工夫も。 安永正・副館長は「台風も冬もない水槽の方が、サンゴの生育にとってよい面もある。 いずれは他の施設にも分けられる状態にしたい」と話している。 asahi.com 2006年08月28日
いや~。早く、東京のど真ん中の水族館から、沖縄の海に珊瑚を還してほしいですね~。
海の中の環境も、戻して行きたいですよね。
海の中の環境も、戻して行きたいですよね。