deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『MSよもやま話 νガンダム編』の事。

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νガンダム
連邦軍の『生ける伝説』であるスーパーエースパイロット
アムロ・レイ専用のガンダムである。

 

画像は「シャアの反乱」(第二次ネオジオン抗争)にて、
シャアの駆るサザビーと決着をつけるべくアクシズに突入するνガンダム

 

過去を振り返れば、ガンダムというMSは新機軸、革新的機構満載のMSであった。

 

ガンダム。Aパーツ、Bパーツ、コアブロックに分離合体可能。
  コアブロックは軽戦闘機(コア。ファイター)に変形可能。

 

●Zガンタム。MS形態からウェイヴライダー形態に変形可能。
  トランスフォーマブルモビルスーツというカテゴリーを確定化。

 

●ZZガンダム。A、Bパーツ単体で戦闘機形態に変形可能。
  コア・ファイター装備。ガンダム自体がフォートレス形態に変形可能。

 

●Sガンダム。A、Bパーツ単体で戦闘機形態に変形可能。
 コア・ファイター装備。ガンダム自体がフォートレス形態に変形可能。

 

といった具合に、開発当時の最新鋭技術を惜しみなく出しつくし、
MSという人型兵器に人型形態以外のプラスアルファを加味した機体特性が、
ガンダムというMSの特徴の一つだった。

 

ところがνガンダムは異なる。
人型形態のみであり、変形や合体・分離機能等は一切ない。

 

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この事は専属パイロットであり、νガンダムの開発をも主導していた
アムロ・レイの考え方が出ており非常に興味深い。

 

『いかなる状況下に於いても機体に安定的な稼動を求める為に、
 機構の複雑化はしない』

 

アムロ・レイがMSに対して、一番に何を求めているのかが良く分かる。
実際、一年戦争時でも、アムロは実戦において、分離・合体を使用した事例は、
ほんの僅かである。
(ガンペリーからの空中ドッキングは、毎週練習していたにも関わらず。笑)

 

もっとも、νガンダムには、シャアからの情報提供だった『サイコフレーム』や
連邦軍初のNT用兵器『フィン・ファンネル』等、
機体の複雑化以外の面においては、新機軸を採用している。



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「シャアの反乱」(第二次ネオジオン抗争)終結後、
連邦軍公式報告書には記されている。
(だだし著名なUC歴史評論家「ヨ・シユキ・トミノー・オンタイ」は死亡したと断言)

 

アクシズの地球落下阻止後も、
人類は自身をスペースノイドアースノイドに線引きし、
歴史のページに血色を飾っている。

 

白い悪魔』と『赤い彗星』は、何処で何を思っているだろう。。。
 
民明書房刊「アムロはカーグラフィックのナレーターしてるよ」作:デ・アヒロー

 

 

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