deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『世界初、砂漠で農業「魔法の砂」』の事。


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パナソニック京都大学は、水をはじく特殊な処理をした砂を使い、
雨が少ない乾燥地帯でも農業ができる世界初の技術を開発した。

炊飯器の内釜などを表面加工する技術を応用し、
水は通さずに空気だけを通す砂の層を作ることに成功した。
地面に染みこんだ雨水を回収して再利用できるほか、
塩分を含んだ地下水の土壌への浸入も防げるという。

農業関連のノウハウを持つ商社などと連携し、
アフリカや中東、中央アジアなど、
農作物の栽培が難しい乾燥地域での
農園造成サービスなどを提供する計画で、2016年度の事業化を目指す。

炊飯器の内釜は、焦げや汚れがこびりつかないよう、
はっ水性物質でコーティングしている。
これをヒントに砂粒の表面を数ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の厚さの
はっ水性物質で均等に包むことで、
砂の層(約5センチ)にはじかれた水は染みこまず、
浮き上がる仕組みを開発した。

(2013年7月19日07時14分  読売新聞)