deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

はやぶさ『星の屑回収作戦』を展開の事。

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小惑星イトカワ」に着陸した探査機「はやぶさ」が13日、7年の旅を終えて地球に帰ってくる。
大気圏で燃え尽きる前に、小惑星の砂が入っている可能性があるカプセルを放出する。
パラシュートは開くのか、落下後に見つけ出せるのか、気を抜けない局面が続く。
世界初となる小惑星の砂の入手を目指し、日米豪の約50人が回収作戦を展開する。

はやぶさは、13日午後11時ごろ大気圏に再突入、豪州南部ウーメラの砂漠に落下する予定。
突入速度は米スペースシャトルの1.5倍の秒速12キロ。
重さ500キロの探査機本体は流れ星となって消える。

本体が燃える前に回収カプセルを放出する。
中華鍋のような形で直径は40センチ、底は耐熱樹脂で覆われている。
再突入から70秒後に表面の温度は3千度に達し、最大で重力の50倍の力がかかる。

カバーを吹き飛ばし、中のパラシュートを開き、幅20キロ、長さ200キロの範囲に落ちる。
自分の位置を知らせる電波を砂漠で待機している回収チームが受けて急行する。

問題は、この一連の動作を7年前に積まれた一つの電池に頼っていること。
帰還が予定より3年延び、電力が残っているか心配される。
宇宙航空研究開発機構の山田哲哉准教授は
「ほぼ同じ状態で保管していた電池を確認したら、十分な電力が残っていた」と話す。

電波が受信できない場合を考え、燃え尽きるはやぶさの写真も4カ所で撮影。
火の玉の軌跡から、カプセルが飛んだ方向を割り出す予定だ。
夜に落下させるのは、流れ星のように軌跡を確認しやすいことと、
落下後も熱を帯びていて赤外線カメラで見つけやすいと期待されるからだ。

カプセルはアルミ合金製で、パラシュートが開かなかったとしても、
山田さんは「かなりダメージを受けるが、バラバラにはならないだろう」と期待する。

はやぶさが持ち帰る予定の砂から何がわかるのか。

はやぶさが行った小惑星イトカワ」は、46億年前に誕生した時の状態が保たれ、
表面には地球の中心にあるような重い物質が多くあると考えられる。
地球に落ちた小惑星からの隕石のように変質しておらず、
その砂から同時期に誕生した地球の初期の状態を知ることができる。

                     asahi.com 2010年6月5日14時29分

『地球よ!私は帰ってきた!!星の屑、成就の為に!!!』


はやぶさ本体は大気圏突入で燃え尽きるのね・・・。
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