光を当てると発光する酸化亜鉛の微粒子を使い、
生きた組織内でがん細胞などの観察を可能にする新たな蛍光物質を、
島根大の中村守彦教授らのチームが19日までに開発した。
中村教授は
「将来は検診の際に蛍光物質を投与し、
画像装置でがん組織を見つけるなどの応用が可能になるかもしれない」と話している。
チームは、直径約10ナノメートル(ナノは10億分の1)の酸化亜鉛の微粒子を合成、
特殊な処理で蛍光物質としての性質を持たせた。
これを生きた細胞に取り込ませることに成功。
がん細胞の膜タンパク質にくっつく抗体に結合させれば、
がん細胞だけを見分けることができるという。
蛍光物質には、
今年のノーベル化学賞の対象になったクラゲ由来の蛍光タンパク質や別の化合物もあるが、
分子が大きすぎたり、毒性があったり、生体利用の面で欠点を抱えていた。
中村教授は「粒子が小さく、細胞活動を邪魔しないのも強みだ」としている。
北海道新聞 08/11/19 10:49
生きた組織内でがん細胞などの観察を可能にする新たな蛍光物質を、
島根大の中村守彦教授らのチームが19日までに開発した。
中村教授は
「将来は検診の際に蛍光物質を投与し、
画像装置でがん組織を見つけるなどの応用が可能になるかもしれない」と話している。
チームは、直径約10ナノメートル(ナノは10億分の1)の酸化亜鉛の微粒子を合成、
特殊な処理で蛍光物質としての性質を持たせた。
これを生きた細胞に取り込ませることに成功。
がん細胞の膜タンパク質にくっつく抗体に結合させれば、
がん細胞だけを見分けることができるという。
蛍光物質には、
今年のノーベル化学賞の対象になったクラゲ由来の蛍光タンパク質や別の化合物もあるが、
分子が大きすぎたり、毒性があったり、生体利用の面で欠点を抱えていた。
中村教授は「粒子が小さく、細胞活動を邪魔しないのも強みだ」としている。
北海道新聞 08/11/19 10:49
いや~。がん細胞の早期発見につながるとイイですね。
医療技術って、もっともっと進化していくと思います。
医療技術って、もっともっと進化していくと思います。