写真(画像上)はNASAのマーシャル・フライト・センターが研究中の レーザービームを使ってエネルギー補給を行うための実験モデル。 この飛行機には太陽電池パネルに似た特殊な集光発電パネルが搭載されており、 このパネルにレーザー・ビームを照射(画像下)することによってパネルが発電。 飛行機はレーザー・ビームからのエネルギー補給で いつまでの飛行を行うことができると説明している。 NASAではこの方法が実用化された場合、航空機は半永久的に飛び続けることが可能となる他、 離陸時に膨大な燃料を搭載する必要もなくなるため、燃費効率も大幅に向上するなど、 航空機の歴史を塗り替えるような画期的な発明になるとも述べている。 航空機を半永久的に飛ばし続けることに何の利点があるのか、 普通の感覚では理解は難しいかもしれない。 しかし、航空機が半永久的に飛び続けることができるようになった場合、 高額な費用を要する通信衛星の代わりにこうした航空機を使うことが可能となる。 この実験モデル、 今のところは見たとおりの模型飛行機(翼幅は約1.5メートル、重さは312グラム)の レベルでしかないが、面白い研究であることは間違いなさそうだ。 【Technobahn 2007/8/10 11:01】
それから同様の研究は日本でもされています。トラックバックをご覧下さい。