資源の争奪戦が海底にも拡大する中、
国産レアメタルなど、海底の金属資源を探査する最新鋭の海洋調査船「白嶺(はくれい)」が、
初めてメディアに公開された。
沖縄近海、水深およそ1,600メートルの海中の映像の中で、
ロボットアームがつかんでいるのは、レアメタルが含まれているかもしれない「石」。
東京・中央区の晴海ふ頭に姿を現した白い船は、
2012年1月に完成したばかりの「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」の海洋調査船「白嶺」。
「白嶺」は、海底資源獲得の切り札的存在。
「白嶺」の二見 洋船長は
「今までの船ではできなかった、大型観測機械が扱えるっていうのが、
一番大きな特徴だと思いますけど」と話した。
白嶺で特に目を引くのが、高さ35メートル、
11階建てのビルに相当する大きさの、やぐら状の構造物。
これは、1本9メートルのパイプをつないでいくことで、
水深2,000メートルの海底から、さらに400メートルの深さまで掘ることができる掘削機。
さらにもう1つ、リモートコントロールで、直接3,000メートルの海底に潜り、
そこから50メートル掘削することができる装置も備えている。
説明によると、「掘削対象としては、海底熱水鉱床などの鉱物資源のほか、
メタンハイドレートなどの探査にも活用する」という。
パソコンやスマートフォン、そして、蛍光灯やエアコンなどにも使われる「レアメタル」。
専門商社、「環マテリアル」の松尾克之会長は
「今のレアアースの採掘は、陸上からしてますから。
あの中国ですら、70年したら、もうこの資源がなくなると、
輸出を管理しなくちゃいけないということになってくる。
今あるやつ、中国にあるやつ、ほかの国にあるやつ、
しかし、今言われたプロジェクトは、そのもう1つ先を動こうとしていると。
だから僕は、素晴らしいと思いますよ」と話した。
2012年3月22日(木)1時47分
国産レアメタルなど、海底の金属資源を探査する最新鋭の海洋調査船「白嶺(はくれい)」が、
初めてメディアに公開された。
沖縄近海、水深およそ1,600メートルの海中の映像の中で、
ロボットアームがつかんでいるのは、レアメタルが含まれているかもしれない「石」。
東京・中央区の晴海ふ頭に姿を現した白い船は、
2012年1月に完成したばかりの「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」の海洋調査船「白嶺」。
「白嶺」は、海底資源獲得の切り札的存在。
「白嶺」の二見 洋船長は
「今までの船ではできなかった、大型観測機械が扱えるっていうのが、
一番大きな特徴だと思いますけど」と話した。
白嶺で特に目を引くのが、高さ35メートル、
11階建てのビルに相当する大きさの、やぐら状の構造物。
これは、1本9メートルのパイプをつないでいくことで、
水深2,000メートルの海底から、さらに400メートルの深さまで掘ることができる掘削機。
さらにもう1つ、リモートコントロールで、直接3,000メートルの海底に潜り、
そこから50メートル掘削することができる装置も備えている。
説明によると、「掘削対象としては、海底熱水鉱床などの鉱物資源のほか、
メタンハイドレートなどの探査にも活用する」という。
パソコンやスマートフォン、そして、蛍光灯やエアコンなどにも使われる「レアメタル」。
専門商社、「環マテリアル」の松尾克之会長は
「今のレアアースの採掘は、陸上からしてますから。
あの中国ですら、70年したら、もうこの資源がなくなると、
輸出を管理しなくちゃいけないということになってくる。
今あるやつ、中国にあるやつ、ほかの国にあるやつ、
しかし、今言われたプロジェクトは、そのもう1つ先を動こうとしていると。
だから僕は、素晴らしいと思いますよ」と話した。
2012年3月22日(木)1時47分
さぁ、レアメタルどんどん探して下さいね~。
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