deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

大阪湾周辺で、今後建設される大型生産拠点の事。

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大阪湾岸でシャープなどが建設を進める液晶パネル工場などが2015年にフル稼働すれば、
関西国際空港で取り扱う航空貨物が約1割増え、
毎週ジャンボ20機程度の増便が必要になるという試算を関西経済連合会が6日、まとめた。
関空では世界的な不況で旅客便を中心に減便が相次いでいるが、
関経連は「パネルベイ効果」による将来の高いニーズがわかったことを、
関西浮揚の追い風にしたい考えだ。

試算は、シャープのほか、パナソニックのプラズマディスプレーパネル工場(兵庫県尼崎市)、
三洋電機リチウムイオン電池工場(大阪府貝塚市)など6工場が15年にフル稼働した場合、
新たに合計51万3000トンの貨物が発生すると予測した。

このうち、43万4600トンが輸出に回り、約9割は船で輸送される。
残る計3万7200トンは、北米や中国向けの液晶パネルや、
マレーシア、インドネシア向けの電池などで、関空発の航空機で運ばれるとみている。
関空の07年度の輸出貨物量は約40万トンで、約1割が増える計算だ。

関経連は「関空発着の貨物便への需要が高まるのは間違いない。航空路線網の充実が必要だ」
と強調する。
09年度予算案で2期工事の整備費は事実上ゼロになるなど、
関空への風当たりはきついが、国土交通省などに整備の必要性を改めて訴えていく。

関空会社も
「朗報だ。貨物だけでなく、技術者の出張などビジネス旅客の増加も期待できる。
 そんな強みを訴えて、航空路線網の復活や拡充につなげたい」と歓迎している。

ただ、試算は計画通り工場が完成し、フル稼働するのが前提だ。
世界的な景気減速で、将来の液晶パネルなどの需要がどうなるかは予測が難しく、
「とらぬタヌキの皮算用」になる恐れもある。

                        (2009年1月7日 読売新聞)

いや~、この各家電メーカーの大規模工場建設は、
関空だけでなく、大阪、ひいては日本のためにも大変プラスだと思います!!
マスコミは不況、不況と言わずに、こんなニュースを大きく報道したらいいのにね。
更なる大阪経済活性の為に、

 ●高速道路(特に湾岸線明石海峡大橋)の大型トラックの料金引き下げ
 ●更なる高性能の太陽電池パネルとリチウムイオン電池開発の為に企業と大学の連携推進
 ●関空の使用料金の引き下げ

などの方策が取れるでは?
兎に角、色々な方策で支援しないと本当に「とらぬタヌキの皮算用」になりそうな・・・。
現にパナソニックは工場投資を1000億円削減しましたしね。。

あと、これからの時代って、
ハイブリッド車や電気自動車に使う「リチウムイオン電池」を、
いかに低コストで大量生産できるかの技術が重要になると思います!!



この不況をなんとかしたいなぁの事。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/57968592.html