廃プラスチックの再商品化に取り組む日本環境循環機構が、
家庭のプラスチックごみと廃ガラスを原料にした舗装用樹脂ブロック「リプロック」を商品化した
菓子袋や弁当容器などのプラスチックごみは、
種類ごとに性質が違うため分類して溶かし再利用されてきた。
だが、再生品の強度に難があるうえ、活用されるのは排出量の四割にとどまっていた
同社は保有する特許技術を基に室蘭工業大と研究を重ね、
溶解温度の低いプラスチックを接着剤にして成形する独自のシステムを開発し、
排出量の八割まで利用可能にした。
こうしてプラスチックの種類を問わず活用できる「100%家庭ごみ」の、
樹脂ブロック製造にこぎつけた。ブロックは三十センチ四方、厚さ三・五センチ。
一枚五百二十五円とコンクリートより割高だが、
軽くて割れにくく、輸送費や敷設後の維持費などを抑えられるという。
昨年五月には石狩湾新港の新工場が完成、石狩市の不燃ごみを活用し商品化を進めてきた。
今月十四日には、小樽市の運河公園で園路舗装にも使われた。
親会社で削井業のほっかいの老松陽一社長は「有害物質を含まず、環境にやさしい素材」と話す。
今後は日本容器包装リサイクル協会の認定を受けて、
来年度、札幌圏の廃プラスチック活用に乗り出す計画だ。
画像:「100%家庭ごみ」の舗装用樹脂ブロックを敷設した運河公園で
「広く普及させたい」と話す老松社長
2008/10/17 08:26 北海道新聞
家庭のプラスチックごみと廃ガラスを原料にした舗装用樹脂ブロック「リプロック」を商品化した
菓子袋や弁当容器などのプラスチックごみは、
種類ごとに性質が違うため分類して溶かし再利用されてきた。
だが、再生品の強度に難があるうえ、活用されるのは排出量の四割にとどまっていた
同社は保有する特許技術を基に室蘭工業大と研究を重ね、
溶解温度の低いプラスチックを接着剤にして成形する独自のシステムを開発し、
排出量の八割まで利用可能にした。
こうしてプラスチックの種類を問わず活用できる「100%家庭ごみ」の、
樹脂ブロック製造にこぎつけた。ブロックは三十センチ四方、厚さ三・五センチ。
一枚五百二十五円とコンクリートより割高だが、
軽くて割れにくく、輸送費や敷設後の維持費などを抑えられるという。
昨年五月には石狩湾新港の新工場が完成、石狩市の不燃ごみを活用し商品化を進めてきた。
今月十四日には、小樽市の運河公園で園路舗装にも使われた。
親会社で削井業のほっかいの老松陽一社長は「有害物質を含まず、環境にやさしい素材」と話す。
今後は日本容器包装リサイクル協会の認定を受けて、
来年度、札幌圏の廃プラスチック活用に乗り出す計画だ。
画像:「100%家庭ごみ」の舗装用樹脂ブロックを敷設した運河公園で
「広く普及させたい」と話す老松社長
2008/10/17 08:26 北海道新聞
いや~。家庭からも大量のプラスチックごみって出ますからね。
キチンと再利用できるシステムを作らないと。。
キチンと再利用できるシステムを作らないと。。