deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

シャフトドライブ自転車が、なかなか普及しない訳の事。

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米デクラ社はチェーンがないシャフトドライブ方式の自転車の販売を開始した。
チェーンが外れたり、ズボンがチェーンに絡まったりすることがないため理想的な自転車のように
思えるが実はこのシャフトドライブ方式はこれまでも各社が取り組んできたが、
なかなか普及してこなかったという経緯がある。

アメリカではデクラ社の他にダイナクラフト社も発売をしている。
日本では丸石自転車が2001年から発売。その前には一度、無印良品も発売を行っていたが、
2年くらい販売を続けたが売れ行きが芳しくなく、その後になってからは販売を取り止めてしまった。

ではなぜ、シャフトドライブ方式の自転車は普及しないのであろうか?

メインテナンス不要でチェーンが外れたり、チェーンに絡まったりすることがないシャフトドライブは
一見よさそうに見えるが、実は、色々と欠点も多いのだ。
まずチェーン方式と比べてシャフトで力を伝える必要性から
機構全体をしっかりと作らなければならない、
そのためにシャフトドライブはチェーン方式と比べて1キロ以上も重たくなる。
自転車は人力で動くわけで、1キロも重たいのは常に1キロ分の重りを積んでいるのと同じで
自転車としては致命的な欠陥となる。
またスポーツ用自転車の場合は5段以上の変速機が付くのが一般的だが、
シャフトドライブの場合は機構的に3段以上の変速装置を組み込むことは今のところ難しい。
メーカーの宣伝文句を見るとシャフトドライブは力のロスが少ないとも書いてあったりすぐが、
それは金属製のチェーンでもほとんど同じで、
力の伝導効率から判断すればチェーン方式でもシャフトドライブ方式でもそれ程変わるところはない。

また、それ以前の問題としてシャフトドライブそのものがチェーンと比べて高価なのだ。

見た感じは実用的で従来品と比べて良さそうだが実は多くの問題を持っているのが、
このシャフトドライブ方式の自転車となる
                                              【テクノバーン】(2006/9/26 18:45)

なるほど。私も無印のシャフトドライブの自転車が欲しいなぁ~なんて思っていたんですがね。。
結構、マイナスポイントも多いんですね。
BMWはシャフトドライブのバイクを沢山出していますがね~。