大阪府東大阪市の中小企業の技術者らが、 7月にフランスで開かれる仏政府関連組織主催のロケット大会を目指し、 小型ロケットの製作に取り組んでいる。 1.5メートル、重さ約15キロのアルミ製で、火薬を燃料に時速430キロで飛ぶ。 1000メートルまで上昇する能力があるという。 中心となったのは同市内のものづくり支援施設「クリエイション・コア東大阪」にある 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の荻本健二さん(59)ら。 川崎重工でロケットや衛星を手がけた技術者だ。 大阪産業振興機構参事の下田正憲さん(59)と昨秋、「宇宙クラブ関西」を立ち上げた。 呼びかけに応じ、樹脂加工会社の社長、苗村昭夫さん(63)ら約10の企業・団体が参加。 後援者らの寄付もあり、約300万円の材料代を工面した。 ロケット製作を通じ、若者に「ものづくりに挑戦する姿勢を育んでもらいたい」と、 今後は毎年、大会に参加する考えだ。 大阪桐蔭中高校の生徒たちと、 宇宙に興味を持つ関西の学生たちのグループ「KSE」がつくった二つの「人工衛星」も ロケットに搭載する。 上空1000メートルで放出し、パラシュートで落下させる予定だ。 asahi.com 2006年06月20日
いや~。同じ大阪に住むモンとして、大阪のド根性をフランスでみせたってや~。