宇宙航空研究開発機構は26日、 H2Aロケットで来年初めに打ち上げる予定の、 超高速インターネット実験衛星(WINDS)を筑波宇宙センターで報道陣に公開した。 本体は縦約2メートル、横約3メートル、高さ約8メートル。 左右の太陽電池パネルを広げると、全長約21・5メートルになる。 打ち上げ後、国内とアジアの一部で通信実験を行う。 将来、家庭への普及が見込まれる直径約45センチの小型アンテナでは、 最大で毎秒155メガビットで受信でき、 直径5メートルのアンテナでは世界最高速の毎秒1・2ギガビットで送受信できる能力があるという。 宇宙機構はこの衛星の愛称を募集中。8月26日までインターネットや郵送で受け付ける。 2007年06月26日 19時43分 佐賀新聞