次の戦いの舞台は宇宙空間だ!―― 02年から毎年2回、ロボットの格闘技大会を主催している「ロボワン委員会」(西村輝一代表)が、 ロボットを日本上空の宇宙空間に放出し、地上からの無線操縦で戦わせる「ロボワン宇宙大会」の 2010年の実施に向けて夢を膨らませている。 打ち上げ費用はざっと2億円で、委員会は大会の協賛企業を募っている。 同委員会はロボット愛好家をはじめ、玩具メーカーやアニメ制作会社の関係者らでつくる。 二足歩行ロボットの技術向上を目指し、地上での格闘技大会開催のため、01年に設立した。 計画では、50センチ四方の人工衛星をつくって、 1体が10センチ四方に収まるロボット4体を積み込み、 他の用途で打ち上げる国内外のロケットに相乗りさせてもらって打ち上げる。 人工衛星が地上400~600キロの極軌道に乗ったところで、 命綱が付いたロボットを宇宙空間に放出。 衛星に搭載したカメラの映像をみながら地上からの無線操縦で一対一の格闘を実施するというもの。 衛星が日本上空を通過し、無線が伝わる1日4回、1回10分ほどの間に競技をする。 ガスを噴射したり、人工衛星から伸びたポールにつかまったりして移動し、 相手に投げられて長さ5メートルの命綱が伸びきった方が負けになる。 真空で温度変化が激しい宇宙空間でも作動するロボットをつくる必要があり、 宇宙大会の技術的サポートをする中須賀真一・東大大学院教授(航空宇宙工学)は、 「ハードルは高いが決して夢物語ではない。面白いというだけでなく、 民生品でどう安く信頼性のある衛星を作るかなど、技術発展にも大きく貢献する」と話す。 委員会は「アニメの世界の話だった宇宙で戦うロボットを現実化したい」と真剣そのものだ。 宇宙大会の詳細は、ロボワン宇宙大会サイトにも掲載している。 asahi.com 2006年04月22日
いや~。ロボワン!面白いですからね~!!!
2010年には、宇宙大会って・・・大きくでましたね~。
2010年には、宇宙大会って・・・大きくでましたね~。