「太陽帆船」で木星探査=はやぶさの川口教授ら計画-2月に採否決定・宇宙機構 探査機「はやぶさ」を開発・運用し、 小惑星「イトカワ」への着陸を成功させた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授らが、 太陽の光の粒子を大きな帆で受けて進む「ソーラーセール(太陽帆船)」探査機を開発し、 日本で初めて木星に飛ばす計画を立案している。 機構内には競合する天文衛星開発計画が他に2つあるが、 2月の審査でゴーサインが出れば、2011年か12年の夏の打ち上げを目指す。 新探査機は、木星や付近の小惑星群の近くを通りながら観測を行う親機と、 途中で分離して木星を周回する子機で構成。木星への突入機を追加する案もある。 (時事通信) - 1月3日15時0分更新