ほんと、あと数年後の近未来を描いている「宇宙開拓史」的ＳＦ漫画です。
この作品では、これからの宇宙は、一部の科学者や軍関係の人間が行くべき場所でなく、
人間の生活する場所を築き上げるために、ブルーカラー＝【労働者】が活躍する場所として、
宇宙開発を描いています。
その宇宙開発に纏わる様々な困難や、人種間・国家間の思惑、
偶発的・人為的な事故などをスーパーリアルタッチな描写と
それに絡んでくるヒューマンドラマ的なミックスが絶妙な内容で本当に最高に面白かった。。。
面白かったんですよ……最高に！好きな漫画ランキングトップくらいに！
面白かったのだか、なぜだか最近は「宇宙開拓史？」という感じのストーリーに路線変更？？
…実は米国が月の裏側に、
主人公達が苦労の末に建てた基地の何百倍規模の基地を既に建設していたとか、
人間の五感全てを電気的なものに変換して操作できるロボット軍隊が、
月面に配備されていたりと、当初の私をワクワクさせてくれていた、
「宇宙、それは最後のフロンティア…」的なストーリーは、
どこかへ飛んでいってしまったのである。。。
でも、本当に宇宙の事が自然と学べるし、
ＩＳＳや、シャトルの老朽化問題は、このムーンライトマイルの中でも取り上げられています。
それと、結構エッチな漫画です。
未読の方は是非！！
