deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『プ、プロトカルチャーめっ!!』の事。

 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
オペレーション「鈴明美」は完全な成功を収めた。
映像配信された歌を聴いたボドル基幹艦隊のゼントラーディ将兵達は、
その強烈なカルチャーインパクトに圧倒され心神喪失状態となった。。

各分岐艦隊司令部は揮下の艦艇を掌握できず指揮系統は崩壊し、
400万隻の精鋭は、右往左往するばかりの烏合の衆と化した。
極、わずかな部隊が独力で防衛戦闘を開始したが、
可変戦闘機に守られ、反応兵器を集中投入する
地球統合軍・ゼントラーディ謀反艦隊を
押し止める力はなかった。

敵旗艦フルブス・バレンスを巡る攻防は、熾烈を極めたが、
ついにマクロスが旗艦内へ突入し、同艦の撃破に成功した。
総司令部を失った各艦隊は太陽系からの離脱を開始、
基幹艦隊の実に99.8パーセント以上の艦艇は、
実際に砲火を交えることなく敗退したのであった。

つい最近、機密指定が解除されたこの動画データは、
第8次調査隊がフルブス・バレンス艦内を調査中、
奇跡的に生き残っていた電算記録室内のメモリーから
発見されたものである。

データのログから撮影場所が基幹艦隊総司令部であり、
いずれかの司令部要員の視覚情報
ゼントラーディ人参謀は戦訓調査の為、
 自らの主観情報も外部記録化している)
であることが分かっている。
一説では艦隊総司令官ボドルザー其の人が、
最後に見た光景ではないかとも言われているが、
戦闘の詳細は未だ軍機となっており真偽の程は明らかでない。

動画のVF-1はマクロスを母艦とする
第12空母航空団のCAG機であり、
航空団司令当人が搭乗していたことが判明しているものの、
司令は第一次星間移民計画時に行方不明となっており、
この場で起きたことを語れる者は誰もいない
(無論発令所内にいたボドルザー以下幕僚部員は全員戦死している)。

ただこの動画自体は開示前からその存在が噂されており、
戦勝20周年記念映画
当時の若き映画監督S・K・ワモリ氏が
いち早く作品に取り入れたことは、よく知られているところである。