deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

ハイブリッドバス 屋根上にプリウス4台分の事。

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乗用車のプリウスインサイトの販売が好調なハイブリッドが、バス市場でも快走している。
低燃費の経済的メリットと、環境意識の高まりを受け、バス事業者への販売は年々増加。
景気後退で、二〇〇九年度の生産は前年度比マイナスを予想していたが、
政府のエコカー減税補助金の導入で勢いを取り戻し、大幅に上方修正した。

「六月から『受注が伸びそうだ』という情報があり、七月に入って一気に伸びた。
補助金などの効果が大きい」。
日野自動車の大型ハイブリッドバスを製造するジェイ・バス小松事業所の藤井善之工場長は、
強い手応えを感じている。

他社に先駆け、一九九〇年代初めに投入された日野のハイブリッドバス。
〇五年以降、親会社のトヨタからプリウスのハイブリッドシステム供給を受け性能が一気に向上した。

ニッケル水素電池など、プリウス四台分のシステムを搭載している」と藤井工場長。
「電池とコンピューターは上に載せた」と指さす先には、屋根に平たい“コブ”のある路線バス。
従来、電池は床下に納められていたが、小型化で屋根への収納が可能となり、
床のノンステップ化につながった。

減速時に生じる電力を蓄え、モーターの動力源に活用。
「燃費は一~三割向上する。ストップ・アンド・ゴーが多い方がより威力を発揮する」。
高速走行が多い観光バスよりも、街中を走る路線バスが受注の中心だ。
〇五年の新型投入後、路線用は年々増加した。

しかし、昨年秋以降の景気後退でバス事業者の投資が減り、
〇九年度は当初、前年度比二割減の約百台を計画した。そこに、追い風が吹いた。
エコカー減税による自動車取得税自動車重量税100%免除と、新車購入補助制度だ。

ハイブリッド路線バスの標準的な価格は約二千七百万円、
観光バスは約四千二百万円と通常より約二割高いが、
「標準価格で二百万円前後の負担減となる」利点から、バス事業者から商談や受注が急増。
生産計画は約百八十台に引き上げられた。

「ハイブリッドの貢献もあり、六月以降は生産が回復している」と言う藤井工場長。
プリウスの販売が大幅に伸びているだけに、バッテリーを確保できるかが心配だ」
とうれしい悲鳴をもらした。

  中日新聞 2009年8月20日

いや~。ハイブリッド・システムのみの販売もトヨタはしてるんですね。
まぁ子会社だからでしょうけど。

こんなコブ付きのバスを普通に見かけるになるとイイですね~。


トヨタプリウス 2~3年後、太陽光を動力源に の事。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/59466816.html