ストレートで一気に、あるいは人気カクテル・マルガリータのベースとして、
世界で愛飲されるメキシコ名産の蒸留酒テキーラ。
その原料の植物リュウゼツランでバイオ燃料をつくる動きが、
オーストラリアで広まっている。)
火付け役は豪南部アデレードの農業商社アウスアガベのドン・チェンバーズ社長だ。
「リュウゼツランを、最初はシロップや繊維にしようかと思ったが、
最近のバイオ燃料の活発な動きを見て、これだと思った。」
こう話す同社長らが注目したのは、原産地メキシコに気候が似た北東部クイーンズランド州。
リュウゼツランから生産できるバイオ燃料は1ヘクタールあたり年間1万6000リットル。
これまで盛んに生産されてきたサトウキビより1・5倍以上も多くの燃料をつくれる。
同州には、サトウキビからバイオ燃料を生産する工場設備がある。
ほぼそのままリュウゼツランでも使えるため、
4農家が最近、本格的な試験栽培に向けて準備に入った。
試験栽培計画に協力している中央クイーンズランド大の
ナンジャッパ・アシュワス准教授(植物学)によると、
リュウゼツランはサトウキビの10分の1の水で育ち、
気温50度でも枯れないなど猛暑にも強い。
「将来、農業に向かない乾燥地帯も『油田』に生まれ変わる」と、同氏は目を細める。
ガソリンにバイオ燃料を10%混合させた「E10」は豪州全域で購入できる。
最近は、サトウキビや小麦を燃料に回すと「穀物の高騰を招く」との指摘も出ていたが、
リュウゼツランならその心配もなさそうだ。
ラッド首相が出席した昨年の北海道洞爺湖サミットでも穀物価格の問題が取り上げられ、
非食料を利用する「第2世代バイオ燃料」の重要性が確認されている。
豪政府は、この流れに乗ってチェンバーズ社長らによる「テキーラ系」燃料開発に
4年間で1500万豪ドル(約11億円)を助成しようと検討している。
(2009年6月22日 読売新聞)
世界で愛飲されるメキシコ名産の蒸留酒テキーラ。
その原料の植物リュウゼツランでバイオ燃料をつくる動きが、
オーストラリアで広まっている。)
火付け役は豪南部アデレードの農業商社アウスアガベのドン・チェンバーズ社長だ。
「リュウゼツランを、最初はシロップや繊維にしようかと思ったが、
最近のバイオ燃料の活発な動きを見て、これだと思った。」
こう話す同社長らが注目したのは、原産地メキシコに気候が似た北東部クイーンズランド州。
リュウゼツランから生産できるバイオ燃料は1ヘクタールあたり年間1万6000リットル。
これまで盛んに生産されてきたサトウキビより1・5倍以上も多くの燃料をつくれる。
同州には、サトウキビからバイオ燃料を生産する工場設備がある。
ほぼそのままリュウゼツランでも使えるため、
4農家が最近、本格的な試験栽培に向けて準備に入った。
試験栽培計画に協力している中央クイーンズランド大の
ナンジャッパ・アシュワス准教授(植物学)によると、
リュウゼツランはサトウキビの10分の1の水で育ち、
気温50度でも枯れないなど猛暑にも強い。
「将来、農業に向かない乾燥地帯も『油田』に生まれ変わる」と、同氏は目を細める。
ガソリンにバイオ燃料を10%混合させた「E10」は豪州全域で購入できる。
最近は、サトウキビや小麦を燃料に回すと「穀物の高騰を招く」との指摘も出ていたが、
リュウゼツランならその心配もなさそうだ。
ラッド首相が出席した昨年の北海道洞爺湖サミットでも穀物価格の問題が取り上げられ、
非食料を利用する「第2世代バイオ燃料」の重要性が確認されている。
豪政府は、この流れに乗ってチェンバーズ社長らによる「テキーラ系」燃料開発に
4年間で1500万豪ドル(約11億円)を助成しようと検討している。
(2009年6月22日 読売新聞)
いや~。農業に向かない乾燥地帯も『油田』になるとな?
オーストラリアの中の人にも頑張ってもらいたいですね~。
オーストラリアの中の人にも頑張ってもらいたいですね~。
さてさて、私は『評論家』と言われる人が好きではありません。
色々と努力している人に対してアレコレ言う人がいると、
当然、努力しても上手くいかない事も多々あります。でもね。
やってみてダメな結果が出た事と、最初からダメだと思って何もやらない事は全く違います!!
色々と努力している人に対してアレコレ言う人がいると、
『だったら、お前がしてみろや~!!』
って思ってしまいます。「言うだけ番長」ってカッコ悪いですよ。当然、努力しても上手くいかない事も多々あります。でもね。
やってみてダメな結果が出た事と、最初からダメだと思って何もやらない事は全く違います!!