deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

NASAが公開、未来のコクピットの事。

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最近になり、複数の航空機メーカーが超音速ビジネスジェット機の開発を進めているが、
超音速機の場合、有視界飛行には限界があり、
既存の方式に代わる新方式の操縦方法の確立が急がれている。

このような状況下で現在、NASAが開発を進めているのが
「エクスターナル・ビジョン・システム(External Vision System)」
と呼ばれる新方式のコックピットとなる。

NASAでは現在、退役したF-18B戦闘機の後部シートを改造することで、
EVSを搭載した実験機を開発して、実際の飛行実験を繰り返している。

画像上はEVSを搭載したF-18B戦闘機の後部シートの映像となる。
EVSの場合、航空機に取り付けられたビデオカメラを通じて外部のビデオ映像を撮影
(この実験機の場合、ビデオカメラは前部シートのヘッドアップディスプレイ部分に
取り付けられている)

その実写映像に様々な航行用のデータをオーバーレイ方式で重ね合わせた上で、
コックピットの前部に取り付けられたディスプレイを通じて、パイロットに提示することになる。

画像下は実際にこのEVSが取り付けられた実験機のものとなる。
注意をしてもらいたいのは後部シート部分のキャノピーとなる。
銀色のシートで覆われおり、
わざと視覚的に内部から外部が見えないようになっていることに気づくだろうか
(安全上の配慮から丸い小窓は空けられている)。

こうした先進的コックピットが実際に使われる時代になると、
コックピットの視界を確保することは無意味となってしまうのかもしれない。

B787の開発においても設計の初期段階では客席のウィンドウを完全に廃止することで、
空気抵抗を減らすことが検討されたという。
そう考えると未来の旅客機は客席はもちろんのこと、
コックピットに関しても全ての窓が取り払われた完全な閉鎖系となる可能性もありそうだ。

もちろん、未来の話だが…

                      【Technobahn 2008/10/30 14:13】

いや~。有視界コクピットの限界ですか~。
日本のパイロットは閉鎖式コクピットでも無問題ですよね~。

ガンダムバルキリーエヴァも閉鎖式コクピットですからね~。
小さい頃から見慣れていますね~。


ザブングルダグラムレイズナーは違うけどね。



当ブログ記事「リニアシートの事。」はコチラ。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/52077057.html