琵琶湖の「厄介者」になっている水草を、バイオ燃料の原料に利用できないか-。
こんな研究に、滋賀県東北部工業技術センターは取り組み、
水草の成分からブドウ糖を取り出して、ごく微量のエタノールを生成する実験に成功した。
同センターは
「地域で未利用のバイオマス資源になる可能性が示唆された」としている。
同センターの松本正専門員が、
琵琶湖に異常繁茂し、刈り取り後は大半が廃棄されている水草に着目。
昨年6月から研究を進めている。
水草にはセルロースという成分が含まれ、
酵素を使って分解するとブドウ糖などの糖類を得られる。
松本専門員はオオカナダモで実験したところ、
乾燥させた水草20グラムから3・6グラムのブドウ糖ができた。
清酒酵母で47日間にわたって培養したところ、
0・6%程度のごく微量のエタノールが生成できた。
ただ、エタノールの濃度は低く、実用化のレベルには及ばない。
このため、水草を効率的に分解するための酵素や微生物、
前処理の検討などが今後の課題になるという。
松本専門員は「実用化に向けさらに研究を進めたい」としている。
京都新聞 2008年10月20日(月)
こんな研究に、滋賀県東北部工業技術センターは取り組み、
水草の成分からブドウ糖を取り出して、ごく微量のエタノールを生成する実験に成功した。
同センターは
「地域で未利用のバイオマス資源になる可能性が示唆された」としている。
同センターの松本正専門員が、
琵琶湖に異常繁茂し、刈り取り後は大半が廃棄されている水草に着目。
昨年6月から研究を進めている。
水草にはセルロースという成分が含まれ、
酵素を使って分解するとブドウ糖などの糖類を得られる。
松本専門員はオオカナダモで実験したところ、
乾燥させた水草20グラムから3・6グラムのブドウ糖ができた。
清酒酵母で47日間にわたって培養したところ、
0・6%程度のごく微量のエタノールが生成できた。
ただ、エタノールの濃度は低く、実用化のレベルには及ばない。
このため、水草を効率的に分解するための酵素や微生物、
前処理の検討などが今後の課題になるという。
松本専門員は「実用化に向けさらに研究を進めたい」としている。
京都新聞 2008年10月20日(月)
いや~マダマダですけどね~。
琵琶湖から年間どれくらいの量の水草が刈り取られ
その水草からどれくらいエタノールが取れるのか?
あと、コストはどれだけ掛かるのか?
更なる研究をがんばって進めて欲しいですよね~。
琵琶湖から年間どれくらいの量の水草が刈り取られ
その水草からどれくらいエタノールが取れるのか?
あと、コストはどれだけ掛かるのか?
更なる研究をがんばって進めて欲しいですよね~。