千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と リーディング・エッジ・デザイン(L.E.D.)は7月25日、 最新の多脚移動ロボット「Halluc II」(ハルク・ツー)を公開した。 fuRoとL.E.Dが共同研究を行っているHallucigenia(ハルキゲニア)プロジェクトの最新成果。 先端に車輪が付いた8本の脚を持ち、 状況によって“走行”と“歩行”を使い分ける「次世代の移動システム」だ。 多関節ホイール・モジュールと呼ばれる脚には、1本あたり7個のモーターが組み込まれ、 移動時には状況に合わせて3つの形態に変形する。 まず、舗装道路など路面状況が良いときに適した「ビークル(車両)モード」。 車輪による高速移動が可能な上、車輪の向きを変えることで真横への移動(スライディング)や 回転(スピニング)が行える。段差や坂道では、脚の関節を伸縮させて、 車体を水平に保ったまま走行。半分の脚で車輪移動しつつ、 残りの脚を手のように使ってモノを持ち上げる“ハーフ&ハーフ”も可能だ。 2つめの形態は、昆虫のように脚を広げて歩く「インセクト(昆虫)モード」。 車輪では移動できない路面状況の悪い場所でも高速に移動できる。 そして3つめは、4足動物のように進行方向へ膝を出しながら歩く「アニマル(動物)モード」だ。 移動速度はインセクトモードに劣るが、脚が車体の真下にくるため狭い場所の移動に適している。 これらの形態変形を可能にしたのは、 合計56個に上るモーターを協調動作させる新開発の超多モーターシステム。 また車体を上下に動作させるリフティング用の関節をすべてダブルモーターとすることで、 パワフルかつ高精度に動かすことが可能になったという。 「2つのモーターで軸を押さえつけながら回転させることでギアのバックラッシュがゼロになる。 ガタつきがなくなり、高精度の制御が行える」。(fuRoの古田貴之所長)。 IT media 2007年07月26日 02時16分
ロボットにトランスフォームやメタモルフォーゼの必要性って、
日本人以外に感じないのでは?
日本人以外に感じないのでは?
まぁ、今後は世界中でトランスフォームできるロボット開発がされて行くでしょうけどね~。笑