生ごみリサイクルに取り組む札幌のNPO法人が、 無農薬大豆を使った無添加の高級みそ造りに乗り出す。 ミミズを利用し生ごみから作った肥料を使い、農家に委託し近く大豆の栽培を始める。 来春にも首都圏で販売する計画で、生ごみ減量に一役買いそうだ。 こうした試みは全国的にも珍しいという。 この法人は「北海道インディペンデンス合衆協会」。 二○○三年から渡島管内森町の同法人元会員の畑を利用。 函館市内のホテルなどから出る生ごみを買い取り、ミミズに食べさせ、 年間約百三十トンのふんを有機肥料として生産、近郊の農家に無料で提供してきた。 今回、活動の一環で高級志向の消費者に訴える狙いでみそ造りを手掛けることにした。 森町などの複数の農家と契約、この肥料を使って大豆を作ってもらい、今秋に三トンを収穫する。 大豆は同法人が買い取り、道内のみそ製造業者にみそ十トンの生産を依頼、 同法人が首都圏のスーパーなどで販売する。価格は未定。 今後、販路の開拓を進める。初年度は一千万円の事業費を見込んでいる。 同法人は札幌に本部を置き、函館や伊達など道内に十一支部を構え、会員約三百人。 古川正明統括事務局長は 「無添加の道産品として全国にアピールしたい。生ごみリサイクルを推進し、 道内の農家にやりがいを持ってもらえるような事業になれば」と、話している。 この事業は地域産業との連携も期待できるとして、 農業を基盤とする地域の活性化を目的とした農水省の ○七年度「農村コミュニティ再生・活性化支援事業」に今月採択された。 経費の一部は同省が助成する。 画像は、生ごみをミミズに食べさせ有機肥料作りが行われている渡島管内森町の畑 2007/05/28 14:07 北海道新聞
いや~。出合個人的には、ちょっと?の部分もありますが、
とても素晴らしい試みだと思います。大きく成功してくけるとイイですね~。
とても素晴らしい試みだと思います。大きく成功してくけるとイイですね~。