生ごみから発生させたバイオガス(メタン)を車の燃料として活用する実験が三十日、
滝川市内のごみ処理施設「リサイクリーン」で始まった。
来年三月まで燃費や冬の低温下での動力性能を調査し、実用化への道を探る。
開発局と寒地土木研究所、中空知衛生施設組合の共同実験。
家畜ふん尿由来のガスでの実験は例があるが、
生ごみから作ったガスによる車の走行実験は道内初。
同施設では、周辺市町約四万世帯から集めた一日約二十トンの生ごみをメタン発酵させ、
発生したガスで発電し施設内で利用している。
メタンの割合が約50%と低いため、実験では精製圧縮充填装置で93%まで精製し、
圧縮天然ガス車の燃料に使う。
化石燃料を使わずバイオガスに代替することで、
開発局は「環境に優しい燃料としても注目される」としている。
画像:精製圧縮充填装置から圧縮天然ガス車にバイオガスを注入する担当者
北海道新聞 08/07/01 08:36
滝川市内のごみ処理施設「リサイクリーン」で始まった。
来年三月まで燃費や冬の低温下での動力性能を調査し、実用化への道を探る。
開発局と寒地土木研究所、中空知衛生施設組合の共同実験。
家畜ふん尿由来のガスでの実験は例があるが、
生ごみから作ったガスによる車の走行実験は道内初。
同施設では、周辺市町約四万世帯から集めた一日約二十トンの生ごみをメタン発酵させ、
発生したガスで発電し施設内で利用している。
メタンの割合が約50%と低いため、実験では精製圧縮充填装置で93%まで精製し、
圧縮天然ガス車の燃料に使う。
化石燃料を使わずバイオガスに代替することで、
開発局は「環境に優しい燃料としても注目される」としている。
画像:精製圧縮充填装置から圧縮天然ガス車にバイオガスを注入する担当者
北海道新聞 08/07/01 08:36