deahiro’s blog

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バージンギャラクティック社、観光旅行用宇宙船「スペースシップ2」のモックアップを公開の事。

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英国の著名な企業家サー・リチャード・ブランソン卿が設立した
商用宇宙観光旅行専門の航空会社バージン・ギャラクティック社は、
2010年前後から運用開始を予定している宇宙観光旅行用のロケット「スペースシップ2」の
モックアップモデルを公開した。

今回公開されたスペースシップ2は、
世界で始めて人を乗せて宇宙まで到達して帰還することができた民間の再利用可能ロケット
「スペースシップ1」の商用量産モデルで、
スペースシップ1の定員が2名に対してキャビンを拡張することによって
1度に8名(乗務員2名、乗客6名)を乗せて高度156キロメートルの宇宙まで
到達することができるように設計されている。

スペースシップ2は宇宙飛行士としての訓練を受けていない一般観光客用の宇宙船ということもあり、
完全与圧式のキャビンには15個の窓が設けられおり、
乗客はこの窓を通じて宇宙の景色を堪能することが可能だ。

画像上は飛行中のスペースシップ2の予想図。
ジェットエンジンを2機装備した母船の下にぶら下がっているのが「スペースシップ2」の本体となる。
スペースシップ2は母船のジェット推進により高度16kmまで上った後、
切り離されて今度はスペースシップ2本体に装備されたハイブリッドロケットエンジンにより
高度156キロメートルの宇宙まで到達することを目指している。
観光客はこの間、約15分間の宇宙(この内、無重力状態は5分間)を体験することが可能。

英バージンギャラクティック社ではスペースシップ2の1号機には
「VSSエンタープライズ」と命名する予定だ。

バージンギャラクティック社の宇宙観光旅行の費用は11万ポンド(約21万ドル=2500万円)を予定。
同社の担当者によると既に200件の予約申し込みが入っているという。

画像下はスペースシップ1の前でポーズを取るサー・リチャード・ブランソン卿。
                           【テクノバーン】(2006/10/2 12:53)

いや~。ブランソン卿も精力的に宇宙開発をしていきますね~。
節目の宇宙船に『エンタープライズ』って命名するのは伝統ですかね~笑。