deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

ランフラットタイヤは、パンクしてても時速80キロの事。

イメージ 1

イメージ 2

出先でタイヤがパンクしたらやっかいだ。
車をジャッキアップして重いタイヤを外し、スペアタイヤを取り付ける。
手は真っ黒、夏なら汗だく、冬なら凍える。
不運をどんなに呪ってみても、タイヤを換えなければ動けない。
せめて修理工場まで、パンクしたまま走れたらなあ――。 

そんなワガママをかなえてくれるのが、「ランフラットタイヤ」だ。 

◆側面を補強 
ふつうのタイヤは側面のゴムの厚みが数ミリしかなく、空気が抜けたら車の重みでつぶれてしまう。
頑丈なゴムで側面が補強されたランフラットはふつうより5~10ミリも厚く、
空気圧がゼロになっても車体を支えられる。 
タイヤの中にゴムや金属などを組み込む方式もあるが、
今は側面を補強する「サイド補強式」が伸びている。 

「パンクした後、時速80キロで80キロの距離を走ることができる」というのが最低限の規格だ。
道路でタイヤ交換していて他の車にはねられたり、
暗い夜道で誰かに襲われたりといったトラブルを心配しないですむ。 

ブリヂストンは80年代前半、
タイヤ交換ができない身障者のための特別車(ホンダ・シビック)に取り付けた。 

80年代後半には、市販スポーツカー(ポルシェ959)でも実用化。
2000年以降BMWが幅広い車種で標準装備にしたのを機に需要がみるみる広がり、
02年には20万本だったブリヂストンのランフラット出荷数は、
05年末に累計350万本になった。 

◆警報つけて 
サイド補強式は普通タイヤより10~15%重いが、
スペアタイヤと工具を積まなくてすむので車全体の重量を軽くできる。
めったに使われないスペアタイヤをつくっては廃棄する無駄もなくせる。 

サイド補強式はどんな車種にも装着できる。
「ただ、パンクをドライバーに知らせる内圧警報装置のない車で使うのは危ない」
とブリヂストンの渡辺眞一部長。パンクに気づかず、そのまま走り続ける恐れがあるからだ。 

ブリヂストンは、BMWのほかにレクサスなどの一部の車種にも供給している。
メーカー希望小売価格は、1本2万8560~7万2345円(税込み)。 

最近のタイヤはめったにパンクしない。とはいえ、パンクしてハンドルを取られると事故になる。
ランフラットタイヤの安心感は大きいと思う。(村山知博) 
                           be on Sunday 2006.9.10

いや~今年のGWに初めてパンクを経験しました~。
汗だくで、手もドロドロで、他の車からジロジロ見られて恥ずかしかったです。。。

このランフラットタイヤ、標準装備でもいいんじゃないでしょうか?