米航空宇宙局(NASA)のマイケル・グリフィン長官は17日、 スペースシャトル・ディスカバリーの帰還後の記者会見で、 今回の飛行を「かつてない素晴らしいできだった」と、手放しで称賛した。 スティーブン・リンゼイ船長も 「機体にはごくわずかな傷があるだけ。過去の飛行とは驚くほど違っている」と話した。 NASAは昨夏以降、外部燃料タンクの断熱材の剥落(はくらく)を防ぐ改造など、 シャトルの安全対策を進めた。 グリフィン長官は「自信過剰になってはいけない」としながらも、 「われわれの努力が(今回の)きれいな機体に結びついた」と、その成果を強調した。 NASAは国際宇宙ステーションの10年完成を目指し、 シャトルをあと15回打ち上げる予定だ。 グリフィン長官は 「今回の飛行データを精査した上で、できればあと16回とし、 ハッブル宇宙望遠鏡を修理したい」と、飛行を1回増やす考えがあることを明らかにした。
本格的な宇宙開発の時代=ガンダム時代の幕開けまで、もう少し・・・