deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

天然ガスで走る、スタイリッシュな3輪エコバイク「CLEVER」の事。

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英国のUniversity of Bath(バース大学)は、
欧州各国の企業や大学と共同で研究開発を進めてきた次世代ビークル「CLEVER」の発表を行った。
スタイリッシュなデザインを採用して、乗用車のように快適な乗り心地を実現することを目指しつつ、
環境性能の高いコンパクト3輪自動車に仕上がっている。

CLEVERは、欧州連合(EU)が出資するUK150万ポンドのプロジェクトで、
都市部で利用するコンパクトな低排出ガス車
「Compact Low Emission Vehicle for Urban Transport」を意味するネーミングになっているという。
University of Bathに加えて、独Technische Universitaet Berlin
、仏Institut Francais Du Petrole、オーストリアのInstitut Fuer Verkehrswesenなどの
大学の研究者が、独BMWを始めとする企業・団体の協力を得て、
2002年12月よりプロジェクトが進められてきた。

シックなツートンカラーに仕上げられたCLEVERのボディにはアルミニウム製のフレームが用いられ、
車幅1m未満で、非常にコンパクトなサイズを実現しているという。
しかしながら、2列シートを装備して、一般的な乗用車と同じ高さの乗車スペースを維持することで、
大人2名でも無理なく搭乗可能とされる。

CLEVERには、オーストリアのRotaxがBMW製のスクーター「C1」に供給しているエンジンと同型だが
230ccに拡大されたエンジンが採用されており、最高時速は約100km。
停止状態から約7秒で時速60kmまで加速する性能を備えているという。
仏Institut Francais Du Petroleの研究者チームが、
圧縮天然ガス(CNG)燃料で駆動するようにエンジンを改良したとされ、
二酸化炭素の排出量は一般的なガソリン燃料のファミリーカーの約3分の1に抑えられるとされている。

CLEVERの最大の特徴の1つには、自動傾き制御装置の搭載が挙げられる。
University of BathのCentre for Power Transmission & Motion Controlで研究を進める
Matt Barker氏およびBen Drew氏が、英Cooper-Avon Tyresと共同で開発した同制御装置は、
カーブのコーナリングにおいて車体を傾ける量を電子的に自動制御する。
このためCLEVERでは、オートバイのようにライダーが意識して車体を傾けなくても、
安定走行が可能になっているという。

University of Bathで、CLEVERの開発チームに参加したJos Darling博士は
「21世紀にふさわしい乗り物を開発する道のりは、CLEVERによって大きく前進した」
とコメントしている。
                       MYCOMジャーナル 湯木進悟 2006/4/26  

いや~。オシャレですけど、天然ガスでも走るみたいですけど、
2人乗りの3輪バイクで本当に環境に優しい優しい乗り物なんでしょうかね~?
潔くスタイリッシュなだけ!って言った方が良い様な・・・