デンマークのAresa Biodetection社は、土壌の中に特定の成分がある場合に、 葉の色が緑から赤に変わる植物を開発しました。 この草を利用することで、地雷や不発弾を環境に優しく、効率的に除去できるということです。 現在、世界に埋まっている地雷は1億個以上、1億個以上が各国に保管されており、 毎年1千万個が新たに製造されています。 この30年間で地雷によって負傷・死亡した人は100万人にも及びます。 地雷を除去する際の問題はコストと時間です。 一個あたり製造するのは平均400円くらいなのに、 いまのところ除去するのには25万円近くかかっています。 また、敷設するのの100倍もの時間が除去にはかかります。 たった今、世界中で地雷の使用を禁止しても、全ての除去には西暦3100年までかかるそうです。 また、除去の際には約2000個につき一回は事故が発生しています。 安くて安全で時間のかからない方法が強く望まれていたわけです。 この植物はクレソンの一種を遺伝子技術を用いて改良したものだそうですが、 地雷や爆弾に含まれる物質で土中に滲み出るものだけでに反応させるようにしたのでしょうか。 詳しいメカニズムはよく分かりませんが、この会社は長年に渡ってこの研究をしており、 このたび商業的に生産を開始する目処がついたということです。
自分の子供達と同じくらいの子供達が地雷のために、
体が不自由になるのは、心痛みますね。。
体が不自由になるのは、心痛みますね。。
地雷って世の中において、まだ必要なんですかね・・・