旭川医大(北海道旭川市)は9日、患者自身の健常な目の角膜の細胞を培養してシートを作り、 障害のある目に移植、視力の回復に成功したと発表した。 京都府立医大などでも成功しているが、 角膜移植手術のように深刻なドナー不足に悩む必要がなく、 術後の炎症も少ないなど利点が多いという。 担当した眼組織再生医学講座の五十嵐羊羽講師は 「今後は、両目が損傷している場合でも口内の粘膜の細胞を用いる方法などに取り組んでいきたい」 と話している。 今回の患者は、27年前に左目を損傷し角膜が混濁、 ほとんど視力がなかった道内の男性(41)で、 五十嵐講師らは3月に右目から細胞を採り空気に触れさせるなど目の環境に近づけて培養、 約1カ月後の4月に移植した。現在は退院し、視力が0・1弱にまで回復している。 2006/05/09 19:40 四国新聞社
「角膜」とは
角膜は、眼球の一番外側にある厚さ0.5㎜の透明な組織です。
角膜は、眼球の一番外側にある厚さ0.5㎜の透明な組織です。
「角膜移植」とは
角膜が病気になって、透明な角膜が不透明になったときや、
角膜が変形して正しい像を結べなくなったときに、
視力を回復する方法として角膜移植を行うことになります。
「角膜を提供」していただくために
そのために協会では、アイバンク登録制度(眼球提供登録申込制度)を設けて、
その運動を進めております。
角膜が病気になって、透明な角膜が不透明になったときや、
角膜が変形して正しい像を結べなくなったときに、
視力を回復する方法として角膜移植を行うことになります。
「角膜を提供」していただくために
献眼の意思のある方(角膜を提供していただける方)が亡くなられた場合、
ご遺族の献眼の承諾のもとに角膜が提供されます。そのために協会では、アイバンク登録制度(眼球提供登録申込制度)を設けて、
その運動を進めております。
ドナー不足に悩まなくてすむという所がイイかな?
細胞を培養して~なんて医療が本当にリアルになってきましたね~。
細胞を培養して~なんて医療が本当にリアルになってきましたね~。