「サバがマグロを産む」-。 マグロの精子のもととなる細胞をサバに移植し、 サバの自然受精によってマグロを誕生させる研究を、 東京海洋大学の吉崎悟朗准教授が年内に本格化させる。 研究が成功し、将来の量産化につながれば、 世界的な乱獲を背景に進むマグロ資源の減少に一定の歯止めが掛かる可能性がある。 マグロとサバは同じサバ科に属し、遺伝子的にも関係が近い。 研究ではまず、クロマグロの精巣から精子のもととなる細胞「精原幹細胞」を取り出し、 卵からかえったばかりのサバの稚魚の腹に移植。 オスの稚魚はサバとマグロ両方の精子を作り、メスも両方の卵を作る。 成長したサバのオスとメスが交尾すれば、サバに加えマグロも産む、と見込んでいる。 海中を高速で回遊する大型魚のマグロに比べ、サバは管理が簡単だ。 また、交尾できる成魚に育つまでにマグロは最低3年かかるのに対し、 サバは2年で済み、飼育効率も高い。 研究の背景には、マグロを単独で殖やすより、 サバに産ませた方が漁獲量にプラスになるという読みがある。 6月30日7時0分配信 時事通信
いや~。
サバの雄と雌からマグロですか~。う~ん。
サバの雄と雌からマグロですか~。う~ん。