農業用ロボットとは? 農業生産現場において人間が行う作業を代替、補助することを目的としたロボット。 既に広く普及している工業用ロボットに比べ、 作業対象が生物という「非規格物」であることから実用化は困難とされてきた。 しかし、長年の研究の成果と近年のロボット技術の著しい発達と普及により、 実用化が現実的なものとなっており、 「従事者人口の減少」や「輸入作物との価格競争」「安全性の確保」など 様々な問題を抱える日本の農業の打開策のひとつとして期待されている。 1990年頃に製作されたこのロボットは 「7自由度マニピュレーター」「エンドエフェクタ」「視覚部」「移動部」から構成される、 トマトとミニトマトという二種類の作物を対象とした収穫用ロボットです。