無人飛行機に地上からレーザーを当ててプロペラを回す「無限飛行」実験が7日、
大阪市西区の大阪ドームで公開された。
近畿大の河島信樹教授(宇宙工学)らの研究。災害時の情報収集などに生かしたいという。
この日の実験で使った飛行機は長さ78センチ、重さ800グラムで、たこのような翼をもつ。
腹に張った円盤状の太陽電池でレーザーを受け発電する。
飛行機はまず、搭載した電池でプロペラを回し、ドームの天井近くの高さ約50メートルまで上昇。
ここからレーザー照射による飛行に切り替えた。
照射の誤差は1センチ以内。
飛行機はまるで「光の糸」に操られるたこのように、旋回しながら約20分間飛び続けた。
電池だと飛行時間は約5分。今回の技術はレーザーが届く限り飛行時間は「無限」で、
地震や水害などの被災地の状況を機動的に把握したり、通信の中継基地にしたりできる。
レジャーなどの用途も考えられる。
河島さんは
「追尾距離をもっと伸ばし、飛行機も大きくして、2、3年後には商業化したい」と話している。
2006年03月07日 asahi.com
いや~。レーザーが照射され続ける限り無限に飛行できるんですね~。
ずっと上空に飛ばしておいて、通信の中継基地とするのは良いア
イデアですよね。
今後の更なる発展が期待される技術ですね。