deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

仮面ライダー響鬼:二十九之巻『輝く少年』の事。

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はい、一週間おくれで、出合なりに、
仮面ライダー響鬼:二十九之巻『輝く少年』の感想を行きます。。。

恐らく、あと5~6年後、2チャンネル特撮板とかで、

「小さい頃見てちょっと感動した作品は?」

なんかのスレに、絶対に、この響鬼の29話は出てきそうですね。。。



「少年さぁ、その顔のアザ、自分ばっかりって感じ?」

ヒビキさんが、逆恨みで殴られた明日夢くんに対して実に淡々と。。。

「凄く辛くても、ソレが現実なんだよ。
 正しく生きてても 傷つけられたり、踏みにじられたりする。
 けど少年の人生は少年のもの。もし今凄く辛いなら、
 これからは辛くならないようにすればいい。
 生きてりゃ傷作ったり、アザ作ったり…でもそんな時、
 心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃないか、
 自分が信じた事を信じて、生きていって欲しいなあっと思うんだ…」

個人的には、ヒビキさん、少し語りすぎと思いますが。。。
ヒビキさんには、背中で語ってもらいたかったとも思います。。。

でも、子供向けの特撮番組でここまで語っちゃうんですね。。。

大人になるという事を、ここまで語った特撮番組って、出合は他に記憶が無いです。

確かに、明日夢君は高一で、少年から大人になりかけで、正しい事をしているのに、
自分が辛い目に会うやるせなさというのを体験しだしているんですね。。。

ここら辺の矛盾と上手く折り合いを付けていくのも大人になるという事だと思います。
しかも、自分自身というものをしっかり持っていないと、
どんどん流されていきますからね。。。特に悪い方に。。。

出合自身の場合は、
上記の矛盾を解決していく指針になってくれたのは、
歌(尾崎!)であったり、本であったり、友人だったり。。。。

先生や親や大人に「人生ってこういうもんだから、頑張って行こうよ」的な事って少なくとも、
出合は言われた事がなかったけどなぁ…
言われても聞く耳なかったから忘れているのかもしれないけど。。 

明日夢君は身近にヒビキさんの様な素晴らしい大人がいて幸せだと思います。

「女親が、なんか言っても本人ムクれるだけですから、
 なるべく言わないようにしてるんですけど…
 若いうちは、そうやって殴られる事もあるって言うか、
 社会に出てからも人生山あり谷あり。。。
 だから鍛え続ける必要があるって言うか…」

明日夢君のお母さんも、よく分かってらっしゃる。
言葉は違えど、ヒビキさんと同じ事を思っている。
しかし、あえて、明日夢君には、何も言わない。。。
言わないで見守るのも大人の役目ですね。。。

うーん、この二十九之巻『輝く少年』は、
大人として、子供を持つ親として、色々と考えさせてくれる回でした。。。