海に浮かぶ研究所 地球深部探査船「ちきゅう」公開!
「ちきゅう」は人類史上初めて地球内部マントルまでの掘削を目指す最新鋭の地球深部探査船。
深海底を最大7000メートルまで掘り下げて岩石やマントルのサンプルを採取、
地震の発生メカニズムや生物の歴史などを調べる海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」
(57、087トン)が2日、横浜市の本牧ふ頭に到着、内部が報道関係者に公開された。
地震の発生メカニズムや生物の歴史などを調べる海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」
(57、087トン)が2日、横浜市の本牧ふ頭に到着、内部が報道関係者に公開された。
7月末に長崎市の造船所で完成したちきゅうは全長210メートル。
船体中央に高さ70メートル(海面からは約120メートル)のやぐらが目を引く。
船体前部の6階建て部分に最新の分析機器を備え、まるで海に浮かぶ研究所だ。
船体中央に高さ70メートル(海面からは約120メートル)のやぐらが目を引く。
船体前部の6階建て部分に最新の分析機器を備え、まるで海に浮かぶ研究所だ。
やぐらでは、長さ約40メートル、直径13センチのパイプを次々に連結させ、
床にあいた穴を通して海面に下ろす。先端のドリルで海底を掘削、
パイプの中を上下する筒(インナーバレル)に海底下の土や岩石を封じ込め、引き上げる。
床にあいた穴を通して海面に下ろす。先端のドリルで海底を掘削、
パイプの中を上下する筒(インナーバレル)に海底下の土や岩石を封じ込め、引き上げる。