deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

汗を感知“自己調節”で涼しく なる服の事。

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帝人ファイバー(大阪市、野口泰稔社長)は、
着用者の汗で濡れた服が乾いたり、
涼しくなる自己調節機能を持った繊維を開発、
米ナイキが世界で展開する高機能スポーツウエア
「ナイキ・スフィア・リアクト」向けに独占的に供給する契約を結んだと発表した。

両社が共同で商品化した新素材は、
ドライタイプとクールタイプの2種類あり、
ともにスポーツウエアに使用される。

ドライタイプは、
発汗で生地がぬれると凸凹に変化して肌の一部しかくっつかず、
べとつき感を抑える。肌表面に空気が流れて速乾性も高い。

クールタイプは、
運動後の発汗を感じると生地の目が開いて通気性が二倍に高まり、
衣服内の温度と湿度を下げていく。

着用者は不快な蒸れを感じず快適に運動を続けられる。

ナイキが3年前、

「着用者の環境に応じて生地構造が大きく変化し、快適な身体空間を維持する」

という次世代型ウエアを提案。

これを受けた帝人ファイバーが、
水分吸収時の伸長と乾燥時の収縮をすばやく行う新繊維「MRTファイバー」を開発し、
生地から繊維製品へと機能性の高い商品に仕上げていった。

ナイキは素材のライセンス契約を受け、
ゴルフ、テニス、サッカー、ランニング、アウトドアのウエアとして新製品を企画し、
今月から世界中で出荷し始めた。

服の素材も物凄く進化していってますね。

帝人もやるなぁ~ナイキと独占契約とは…



このような、新技術を取り入れた服が、
更に一般化されれば、体感温度が少しでも下がって、
夏場のクーラーなどの設定温度も、少し高めでも大丈夫になれば、
省エネにつながると考えます。

このブログでも取り上げた【空調服】はスポーツには不向きですからね。
http://blogs.yahoo.co.jp/yqsbc547/7002442.html