・ロッキード・マーチンF-35「ライトニングII」ステルス戦闘機が
2018年4月に初期開発段階であるシステム開発実証(SDD)を終え、
いよいよ「完全作戦能力(FOC)」獲得が目前となっています。
・F-35はA/B/C型と3機種存在し、それぞれ能力が異なりますが、
ブロック3FソフトウェアによってG制限が9Gへ拡張され、
またこれまで使用不可能だった機関砲の射撃能力が付加されるなど、
いよいよ戦闘機として本格的な能力を発揮できるようになります。
・こうした新しい能力のなかでも、
ひときわ面白い機能が「ビーストモード」の実現と言える。
F-35はこのビーストモードによって攻撃力を
数倍に高めることが可能となります。
ビースト(猛獣)とはなんとも禍々しいネーミングですが、
別に『エヴァンゲリオン』のように
暴走状態となるわけではありません。
兵装搭載ステーションに爆弾や空対空ミサイルを
搭載することを意味し、
胴体内部の兵装庫(ウェポンベイ)のみに格納した場合にくらべ
4倍もの兵装搭載量を実現できようになります。
ビーストモードは攻撃力を大幅に引き上げることと引き換えに、
機内のみに兵装を搭載する「ステルスモード」に比べ
レーダー反射断面積が増大、
つまりステルス性が損なわれてしまうしまうという欠点があります。
ステルス性能をかなぐり捨てて、
ミサイルをとにかく積めるだけ積んで
攻撃力アップとか、何それ胸熱!
ライトニングⅡ!俺に力を貸せ!!
モード反転、裏コード…ザ・ビースト!