加齢黄斑変性という目の難病から始まることになった。
これに続き、パーキンソン病や脊髄損傷など様々な病気について
臨床応用を目指す研究が進む。
病気の仕組みの解明や創薬などへの応用も期待されている。
国を挙げた支援の機運も高まるが、
実用化に向けた第一歩をようやく踏み出した段階だ。
iPS細胞による初の臨床研究計画に問題はないか審議する
厚生労働省の審査委員会は当初、7月下旬に開かれる予定だった。
前回(5月)、委員から出された安全面についての質問に対する
理化学研究所からの回答が早かったため、前倒ししたという。
「応用への期待は大きい。審査は慎重に進めるが、
事務的な都合で審議を先送りするわけにはいかない」
と厚労省の担当者は話す。
再生医療の国内の市場規模は2030年には1・6兆円に達すると見込まれ、
安倍政権が6月に閣議決定した成長戦略には支援策が並んだ。
政府はiPS細胞の研究に今後10年間で1100億円を投じる方針だ。
いや~。長生きすると、もっと長生きできそう。
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