deahiro’s blog

ネットの場末で、ひっそりと。。

『3Dプリンターで皮膚、骨、関節を短時間で量産する技術を確立。5年後実用化へ』の事。


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東京大学医学部付属病院と富士フイルムなどが、
立体の造形物を簡単に作製できる3Dプリンターと遺伝子工学を駆使し、
人体に移植できる皮膚や骨、関節などを短時間で量産する技術を
確立したことが2日、分かった。

移植の難題となっている感染症の危険性を低く抑えられるのが特長。
世界初の技術といい、5年後の実用化を目指している。

開発したのは、東大病院顎口腔外科の高戸毅教授らの研究チーム。
肝臓など臓器にも応用する考えで、
体外で生成した健康な組織を患部に移植する「再生医療」を
大きく前進させる可能性がある。

研究チームは今回、皮膚や軟骨、骨などの基本構造の7割以上が、
タンパク質の一種であるコラーゲンでできていることに着目。
富士フイルム遺伝子工学を駆使して開発したヒトのコラーゲン
「リコンビナントペプチド(RCP)」を活用することで、
感染症リスクの低減に成功した。

RCPに患者本人から取り出した幹細胞や
細胞の増殖を活性化させるタンパク質「成長因子」などを混ぜて
医療用に改良した3Dプリンターに装填。
CT(コンピューター断層撮影装置)で得た体内組織のデータを活用して
2〜3時間で作製する。患者ごとに違った形、大きさにすることも可能という。

高戸教授は
感染症リスクの低下だけでなく、数カ月間での自然同化も可能」と説明する。
動物実験では良好な結果が出始めているという。
厚生労働省から必要な許認可を得た上で、5年後の実用化を目指す。



富士フィルムが元々、何の会社か知ってる?



『3Dプリンター、医療現場へ オーダーメードで臓器模型』の事。