餌を捕る時に左右性(右利き、左利き)があるとされる魚の捕食行動を明確に撮影、
分析することに名古屋大の竹内勇一研究員らの研究チームが成功、
6日付の米科学誌プロスワン電子版に発表した。
人間の利き手と脳構造の関係解明への応用も期待できそうだ。
撮影したのは、アフリカのタンガニーカ湖に生息する「ペリソダス・ミクロレピス」で、
他の魚の側面にあるうろこを食べる。
口が左右どちらかに曲がっており、獲物を襲う方向に左右性があると考えられていたが、
動きが速すぎて詳細な分析はできていなかった。
研究チームは、毎秒500フレーム撮影できるビデオカメラで、
口の向きが右向きと左向きの魚それぞれ10匹を対象に、他の魚を襲う様子を分析。
襲う方向と口が曲がっている方向がほぼ一致していた。
竹内研究員は
「今後、魚の左右性に関係する神経系を特定し、人間の“利き”と脳のメカニズム解明につなげたい」
と話している。
2012.1.7 06:00
分析することに名古屋大の竹内勇一研究員らの研究チームが成功、
6日付の米科学誌プロスワン電子版に発表した。
人間の利き手と脳構造の関係解明への応用も期待できそうだ。
撮影したのは、アフリカのタンガニーカ湖に生息する「ペリソダス・ミクロレピス」で、
他の魚の側面にあるうろこを食べる。
口が左右どちらかに曲がっており、獲物を襲う方向に左右性があると考えられていたが、
動きが速すぎて詳細な分析はできていなかった。
研究チームは、毎秒500フレーム撮影できるビデオカメラで、
口の向きが右向きと左向きの魚それぞれ10匹を対象に、他の魚を襲う様子を分析。
襲う方向と口が曲がっている方向がほぼ一致していた。
竹内研究員は
「今後、魚の左右性に関係する神経系を特定し、人間の“利き”と脳のメカニズム解明につなげたい」
と話している。
2012.1.7 06:00
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