深夜の東京都心。路上で光を放つ自動販売機のうち、
1台だけが控えめな明るさのイルミネーションを点滅させている。
飲み物を買おうと、その自販機前に立つと、
いらっしゃいませ、とばかりに商品パネルが明るく点灯した。
日本コカ・コーラが昨春導入した省エネ自販機「e―40」。
無人の闇を煌々と照らすムダを省こうと、夜はセンサーで人を感知した時だけ明るくなる。
「自販機の省エネは飲料業界の課題。
メーカーとの共同開発でトップクラスの省エネ性能を実現しました」。
日本コカ・コーラの
ベンディングチャネル事業部チャネル戦略グループマネジャーの大谷知也さんが胸を張る。
照明には消費電力が少ないLEDを採用。すでに国内で約1000台設置した。
工夫は照明だけではない。1台で冷たい飲み物と温かい飲み物の両方を販売する場合、
冷蔵装置から出る排熱を飲み物を温めるために利用する。
これまで排熱は大気中に放出し、飲料を温めるには電熱線を使う自販機が多かった。
排熱利用タイプの登場はここ数年のことで、まだ少数派だ。
日本自動販売機工業会によると、
平均的な飲料自販機の消費電力量は年間約1600キロ・ワット時で、
家庭用冷蔵庫3・5台分に相当する。
e―40は約990キロ・ワット時にとどまり、約4割少ないことになる。
温暖化への関心が高まる中、24時間稼働の自販機に向けられる目も厳しくなった。
設置者に温室効果ガス削減計画の報告を求める自治体もある。
同社商品を扱う自販機は全国に約98万台。
CO2排出量は約101万トンで、同社の排出量の約6割を占める。
「だからこそe―40の普及を進め、環境改善に役立てたい」と大谷さん。
設置目標は年内に3000台。将来はe―40など環境配慮型に統一していく計画だ
2009年4月20日 読売新聞
いや~。色々と考えられていますね~。1台だけが控えめな明るさのイルミネーションを点滅させている。
飲み物を買おうと、その自販機前に立つと、
いらっしゃいませ、とばかりに商品パネルが明るく点灯した。
日本コカ・コーラが昨春導入した省エネ自販機「e―40」。
無人の闇を煌々と照らすムダを省こうと、夜はセンサーで人を感知した時だけ明るくなる。
「自販機の省エネは飲料業界の課題。
メーカーとの共同開発でトップクラスの省エネ性能を実現しました」。
日本コカ・コーラの
ベンディングチャネル事業部チャネル戦略グループマネジャーの大谷知也さんが胸を張る。
照明には消費電力が少ないLEDを採用。すでに国内で約1000台設置した。
工夫は照明だけではない。1台で冷たい飲み物と温かい飲み物の両方を販売する場合、
冷蔵装置から出る排熱を飲み物を温めるために利用する。
これまで排熱は大気中に放出し、飲料を温めるには電熱線を使う自販機が多かった。
排熱利用タイプの登場はここ数年のことで、まだ少数派だ。
日本自動販売機工業会によると、
平均的な飲料自販機の消費電力量は年間約1600キロ・ワット時で、
家庭用冷蔵庫3・5台分に相当する。
e―40は約990キロ・ワット時にとどまり、約4割少ないことになる。
温暖化への関心が高まる中、24時間稼働の自販機に向けられる目も厳しくなった。
設置者に温室効果ガス削減計画の報告を求める自治体もある。
同社商品を扱う自販機は全国に約98万台。
CO2排出量は約101万トンで、同社の排出量の約6割を占める。
「だからこそe―40の普及を進め、環境改善に役立てたい」と大谷さん。
設置目標は年内に3000台。将来はe―40など環境配慮型に統一していく計画だ
2009年4月20日 読売新聞
うちの会社の自販機は、ライトを消しっぱなしなので、
一見すると故障しているのかな?って思ってしまいます。
しかし、大阪の町は自販機もコンビニもありすぎですね~。