夏場の各種イベント会場にも設置されている。
実はこの自販機、朝7時から深夜23時までの最大16時間、
冷却のために電力を使わず、
夜間だけ冷却する「ピークシフト自販機」だ。
東日本大震災直後の平成23年夏、電力不足が深刻になる中、
大手飲料メーカーなどでつくる全国清涼飲料工業会は、
東京電力管内の自販機約87万台の冷却機能を3交代で止めることを迫られた。
これを機に飲料最大手として、
日常から昼間の電力削減に先行して乗り出した。
飲料関係の記者の間で、
7月31日に行われた日本コカ・コーラの会見が話題になっている。
ティム・ブレッド社長が会見で、
ピークシフト自販機の国内設置台数が6万台を突破したことを表明。
さらに
「過去2年間の投資200億円と同等の投資を継続し、
平成32年までにピークシフト自販機を半数以上にする」目標を明確に語った。
日本くらい治安がイイ国だからこそ出来るのね。
『冷却電力「ゼロ」 ピークシフト自販機』の事。