ゴムのように伸び縮みし、電気を伝える新材料を、東京大などのチームが開発した。
炭素原子でできたカーボンナノチューブを、伸縮性のある高分子(ポリマー)に混ぜたもので、
この材料を配線に使った電子回路は、70%伸ばしても機能に変化がなかった。
これだけの伸縮性と導電性を両立したものは世界初。
ロボットの関節など曲がる部分で使う電子回路に役立つ技術で、
スポーツウエアや水着に使われる伸縮素材に混ぜて、血圧などを検知したり、
人体の機能を強化したりするハイテクスーツの開発にも使えそうだ。
科学誌サイエンス(電子版)に8日掲載された。
電気を通す性質のあるカーボンナノチューブは、ゴムに混ぜると導電性材料が作れるが、
束になって固まりやすいため混ざりにくく、
導電性を高めるため入れる量を増やすと固くなる課題があった。
東京大の染谷隆夫准教授らのチームは、
カーボンナノチューブとよくなじむ「イオン性液体」をあらかじめ混ぜ、
それをポリマーに加えることで、均一な混合に成功。
ナノチューブの配合割合は20%で、電気の伝えやすさは市販の導電性ゴムの500倍以上と、
曲がる電子回路の配線材料としても十分使えるという。
(2008年8月9日18時53分 読売新聞)
炭素原子でできたカーボンナノチューブを、伸縮性のある高分子(ポリマー)に混ぜたもので、
この材料を配線に使った電子回路は、70%伸ばしても機能に変化がなかった。
これだけの伸縮性と導電性を両立したものは世界初。
ロボットの関節など曲がる部分で使う電子回路に役立つ技術で、
スポーツウエアや水着に使われる伸縮素材に混ぜて、血圧などを検知したり、
人体の機能を強化したりするハイテクスーツの開発にも使えそうだ。
科学誌サイエンス(電子版)に8日掲載された。
電気を通す性質のあるカーボンナノチューブは、ゴムに混ぜると導電性材料が作れるが、
束になって固まりやすいため混ざりにくく、
導電性を高めるため入れる量を増やすと固くなる課題があった。
東京大の染谷隆夫准教授らのチームは、
カーボンナノチューブとよくなじむ「イオン性液体」をあらかじめ混ぜ、
それをポリマーに加えることで、均一な混合に成功。
ナノチューブの配合割合は20%で、電気の伝えやすさは市販の導電性ゴムの500倍以上と、
曲がる電子回路の配線材料としても十分使えるという。
(2008年8月9日18時53分 読売新聞)
いや~。アトムやドラえもんの関節はリアルじゃないよ、なんて言えなくなってきますね~。
「極端に進歩した科学は魔法と区別がつかなくなる」
という様な事をアーサー・C・クラーク先生も言っていましたが・・・。
「極端に進歩した科学は魔法と区別がつかなくなる」
という様な事をアーサー・C・クラーク先生も言っていましたが・・・。