携帯電話やパソコンなどの電子機器類には、さまざまな非鉄金属が使われています。 捨てられたこれらの廃棄物を資源とみれば、 私たちの住む「都市」は膨大な非鉄金属が眠っている「鉱山」とみたてることができます これを「都市鉱山(urban-mine)」と言い表しています。 金は「錆びない、割れない、腐食しない、電気を伝えやすい」といった特性から、 電子機器にはなくてはならない存在です。 そのほか、コバルトやニッケルなどのレアメタルも、 電子材料や充電式電池の製造には欠かせません。 資源の乏しい日本は、これら非鉄金属のほとんどを海外からの輸入に頼っており、 万一に備えて官民による備蓄制度を設けています。 その一方で、資源を新たに採取・輸入するのではなく、 身近にあるそれらの貴重な資源を繰り返し使っていこうという考え方や取り組みが、 2001年の家電リサイクル法施行以降、特に活発になってきました。 例えば、携帯電話1トン(携帯電話約1万台分)から回収可能とされる金は、 約280グラムとも言われており、これは金鉱石に含まれる金含有量よりも多い値です。 日本の非鉄金属業界では、製錬で培った分離・精製技術を応用し、 電子機器類だけではなく、自動車などの廃棄物からも非鉄金属を回収しています。 大量生産・大量消費社会から発生した膨大な産業廃棄物は、 取り組み方次第で“宝の鉱山”にもなるのです。
いや~。携帯電話を効率良く回収できたら儲かるかも?
冗談はさておき、日本の家庭には、たくさんの電気製品があるから
キチンとリサイクルできたら、都市は鉱山と言えますよね~。
レアメタルとか100%、輸入に頼っていますからね。
冗談はさておき、日本の家庭には、たくさんの電気製品があるから
キチンとリサイクルできたら、都市は鉱山と言えますよね~。
レアメタルとか100%、輸入に頼っていますからね。