曲げたり折ったり、様々な形に切ったりしても使える紙の電池を、 米レンセラー工科大(ニューヨーク州)が開発した。 セ氏150度から氷点下78度まで使えるなど高機能なうえ、 成分の90%が通常の紙と同じセルロースなので環境への悪影響が少ないという。 研究成果は米科学アカデミー紀要電子版に近く掲載される。 この電池は、多数のカーボンナノチューブ(筒状の炭素素材)が 紙の中で同じ方向に整列している複合材。 リチウムの電極を載せるとリチウムイオン電池に、 別の特殊な素材を組み合わせると高性能のコンデンサーにもなるという。 カーボンナノチューブは高価なため、用途は限られそうだが、研究チームは 「有害物質を含まないので体内に埋め込む医療機器にも使えるし、 自由な形にできるので可能性は広い」と期待している。 (2007年8月14日11時17分 読売新聞)
いや~。紙電池ですか~。今後の進展に期待大ですね。
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