人間が金属の光沢やゼリーの透明さといった物の質感を簡単に見分けられるのは、 脳や目の網膜の神経細胞が明暗分布のゆがみを感じているからだと分かった。 NTTコミュニケーション科学基礎研究所と米マサチューセッツ工科大の研究チームが19日、 実験成果を英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 物の質感は光の反射や散乱、屈折が複雑に組み合わされてできており、 CGで再現しようとすると、膨大な計算が必要となる。 人間の視覚システムがどのように処理しているか、これまで謎とされてきた。 研究チームは、今回の研究成果に基づき、2次元の画像をコンピューターに取り込み、 明暗分布を操作するだけで、光沢感を出したり、透明感を出したりできる技術を開発。 この技術を応用すれば、CGで人間の肌の質感などを速く、安く表現できるかもしれないという。 2007/04/19 時事ドットコム
いや~。人間の視覚システムが解明されていってますね~。
益々CGと本物の見分けがつき難くなって行く~。
益々CGと本物の見分けがつき難くなって行く~。