出光興産は、千葉県市原市にあるガソリンスタンドに併設する形で
水素ステーションを建設すると発表した。
ガソリンスタンド併設型の水素ステーションの建設は、同社によれば日本では初になる。
出光興産が建設する水素ステーションの特徴としては、
水素製造設備を長時間運転可能なことが挙げられる。
従来の水素ステーションでは、燃料電池車に水素を供給することでしか水素を消費できないため
設備の実稼働時間が少ないほか、水素の製造量も限られるなど、
その設備をフルに稼動させるというまでには至らなかった。
出光興産では、長時間にわたり水素ステーションの設備を稼動させた場合のデータを収集するために、
製造した水素を改質器の燃料として消費できるようにした。
これにより、燃料電池車に水素を供給しなくても水素を消費できるようになり、
水素の製造量も増やすことが可能となるため、
水素ステーションの実用化に向けた詳細なデータを得ることができる。
水素ステーションの完成は、１２月初旬を予定。水素製造能力は１時間あたり５０Nｍ３。
連続して乗用車５台またはバス１台に水素を充填することができる。
運用期間は、２００６年１２月～２００９年３月を予定している。
※画像は、市原市のガソリンスタンドに併設する水素ステーション（完成イメージ）
2006年10月12日(木) オートギャラリーネット 濱健幸
いや～。
水素ステーションって結構大変そうですね～。
でも
水素ステーションなどのインフラ設備が整わないと、
自動車メーカーが、水素燃料車を作っても普及しませんしね～。
ガソリン・スタンド会社が、水素・スタンドを作るのは当然の流れですかね～。
新規参入を考えている企業もいそうですね～？
